初めて転職活動するときに気になることの一つに「転職活動が会社にバレたらどうしよう」という不安はありませんか?
今回は、転職活動が会社にバレないための工夫と、バレそうになった時の言い訳の方法についてお伝えします!
転職活動がバレる行動3つ
会社にバレずに転職活動するために気を付けたいことが3つあります。
服装や鞄などがいつものスタイルと違う
転職エージェントとの打ち合わせや、面接のため、いつもと違うスーツスタイルで出勤することが転職疑惑につながります。
ふだんオフィスカジュアルや、制服等で全くの私服通勤している方は要注意です。
転職を疑わせないためにも、スーツ等の面接の服装は、着て通勤せず持参してロッカーにしまっておきましょう。
終業後、会社を出てからスーツに着替えることで転職活動バレは防げます。
荷物が多いことを突っ込まれる場合もあるので、服装と持ち物には本当に気をつけましょう!
仕事中に私用電話や私用メールが増える
面接の日程確認や、持ち物の確認など、転職活動で電話やメールを使う頻度が上がります。基本は社外で対応するのが原則ですが、急ぎの場合は就業時間中に電話やメールすることが出てくると思います。
勤務時間中は給料をもらっているので、職務に専念する義務があります。あまりに仕事中の中抜けが多いと、理由を聞かれたり注意されたりするので気をつけましょう。
なお、履歴書を送るときに「現在就業中」ということを書いて、電話対応は「●時以降にお願いします」などお願いすれば、応募先に失礼になりません。
転職エージェントを利用している際は、エージェントさんに電話に出られる時間を伝えておきましょう。
有休申請が増える、定時退勤など、勤怠がいつもと違う
ある時期から、残業せずこっそり定時退勤し始めた。もしくは有休申請が増えたり、2,3日前の直近の有給申請が増えると転職活動疑惑が生まれます。
「最近、残業してないね」とか「有休消化多いね」と言われた時に転職活動バレた!?と動揺せず、しらを切りましょう。
「体調すぐれなくてちょっと立て直し中です…」「家庭の事情で…」「溜まった有休そろそろ使いたいな~って思ってて…」などなど、転職活動とは言わずに当たり障りない理由を伝えておきましょう。
転職活動を怪しまれた時の対処法
職場の仲間から「もしかして転職活動中とか?」って聞かれることはよくあります。想定問答を用意することで、落ち着いて対応しましょう。
転職活動は「していない」とキッパリ嘘をつく
まずは、どんなに仲の良い人に対してでも、転職活動していることは秘密にしましょう。
転職することで、引継ぎなど周りに影響与えます。仲の良いひとでも迷惑かけられるから、と上司に転職活動中であるとバラす可能性あります。
「転職活動?してませんよ~。」と言い切ってしまいましょう。濁してはいけません。言い切ることが大切です。そして墓穴を掘る前に「むしろ婚活中です~」などできるだけ早く転職の話題から離れましょう。
職場に転職活動をしていないと言い切る度胸が、きっと面接でも自分をきちんとPRできることにも繋がるはずです!
怪しまれる行動には「ほかの理由」を用意する
「転職するの?」という直観の人から「さっきの電話転職の話してたよね?」という確信高めの人まで、転職の疑惑のレベルは様々です。
先にも述べた通り、転職活動を否定するのが第一です。その後、
- 「残業しないのは、家庭の都合です」
- 「私用電話で席を外してすみません、ちょっと用事があって」
- 「今日の服装はイメチェンです。大人っぽいスタイルに変えたんです」
など、転職活動ではない別の理由を用意して転職活動を否定しましょう。
奥義「もしかして、私に退職してほしいんですか…!!」
辞めると決めた職場なら、プライベートの詮索を拒否してもいいかもしれません。転職活動を疑ってくる人に対しては、退職してほしいのか?と聞くとそれ以上の追及はパワハラになると思って詮索がなくなるでしょう。
「そのスーツスタイルって、イメチェンっていうより面接でしょ!転職するんでしょ~」などと言われたら
「転職しませんし、決めつけてくるってことは私に辞めてほしいんですか~?しかも服装のこと色々言われるのはちょっと悲しいなぁ・・・」と言ってしまいましょう。
わざと転職ネタにのり、ひっくり返すという手法はベタですが使えますよ!
転職することがバレることのリスク
どうせ転職するんだし、バレてもいいんじゃない?と考えるのもありです。ただし、事前に転職することがバレることのリスクは把握しておきましょう!
職場に居づらくなる
転職することがバレる一番のリスクは、バレてからは職場に居づらくなる点です。「どうせ退職するんでしょ?」と職場の人から冷遇される恐れがあります。
転職活動をした結果、転職やめることだってあり得ます。一度転職希望がバレたら、そのまま職場に残るのは難しいです。転職活動しているあなたは、愛社精神の強い人や、あなたと仲の良くない社員にとっては、裏切り者の「ヨソの人」になってしまうからです。
あなたの仕事ぶりを認めて上司が遺留してくれた時は、なぜ転職を考えたのか、理由を伝え転職理由が改善されるようなら、転職を辞めるのも一つの手です。転職を辞めたときは謙虚にまじめに仕事に取組み社内の関係を修復していきましょう。
賞与支給日前にバレたら、賞与が減らされる可能性がある
賞与支給日前に転職予定がバレたら、賞与が減らされる場合があります。
賞与の支給基準が明確に決まっていれば大丈夫なので、まずは就業規則の賃金規定を確認してください。
多くの中小企業では、賞与の支給基準が不明確です。
業績や評価の反映の他、今後も頑張ってもらうための期待を込めて賞与を支給することがあります。転職予定がバレたら、あなたへの期待値分の賞与が減額されるかもしれません。
賞与支給日前に転職がバレるのは絶対に阻止したいですね。
退職日を決めるよう迫られるかもしれない
会社によっては、転職予定がバレて上司に呼び出されることがあります。大体は引継ぎの打ち合わせや、同業他社への転職による情報漏洩の防止などの話し合いです。
一方で、転職活動をしているときが閑散期なら、「いつ退職するの?今でもいいよ」などとさっさと辞めてほしいという雰囲気を出される可能性があります。
もちろん、退職日をいつにするかはあなたが決めることです。転職活動していた負い目から、退職日を早める必要はありませんよ。
まとめ
- 転職活動をバレないようにするため、普段通りの勤務態度を心がける
- 転職を疑われても、まずは否定しておく
- バレるとデメリットがあるので転職活動は秘密裏に動こう!
私たちには「職業選択の自由」があります。在職中に転職活動することに負い目を感じず、こっそりと着実に転職活動を進めましょう!
最後まで読んで下さりありがとうございました!