上司や先輩から「頑張りすぎないでね?」って言われた意図って何だろう?
疑問に思ったことありませんか?頑張りすぎとは何なのか考えてみました。
「頑張りすぎないでね?」は心配されている
「頑張りすぎないでね?」ってどういう意図で言われているのでしょうか?
頑張りすぎないでねは、あなたを心配している言葉です。
あなたはただ真面目に仕事に取り組んでいるだけかもしれませんが、他人の目から見ると心配になることがあるのです。
あなたが頑張りすぎて、辛い思いをしているかもと思って声をかけてくれています。
「私、頑張りすぎなのかな?もう少し力を抜いてもいいのかな?」と前向きにとらえてみましょう。
良い意味で今の仕事の取り組み方を見直すきっかけとしてください。
「頑張りすぎないでね?」と言われたなら、あなたは今の働きぶりを十分に評価されています。
予想を上回るあなたの頑張りに、周囲は無理していないかと心配するのです。
今のあなたの働きぶりに不足や怠惰はありませんので、安心してください。
「ありがとうございます。ちょっと休憩いれてリフレッシュしてみます」と言って、意識して休憩を取りましょう。
もちろん頑張っている自分にご褒美で美味しいドリンクの用意は必須です!
コーヒーブレイクしてみると、意外と肩に力が入っていたり、眉間にシワが寄っていたことに気づくことがありますよ。
体調は心身ともに大丈夫?
「頑張りすぎないでね?」の言葉の裏に隠されている、心配の一つが体調大丈夫?です。
- ずっと風邪気味って言ってるけど大丈夫?
- 最近笑っているところ見てないけど大丈夫?
- 残業も休日出勤も多いけどちゃんと休めてる?
こんなこと言われたことありませんか?
あなたは無自覚かもしれませんが、仕事を頑張りすぎて体調が悪くなっている可能性があります。
あなたは今、集中しすぎて疲れを感じない状態なのかもしれません。
「ハイになっている」とか「ゾーンに入っている」とか「無双モード」とかいろんな言い方がありますが、長くその状態が続くと危険です。
ある日突然、どっと疲れが押し寄せてくると一気に体調を崩してしまいます。
自覚症状がなくても、「頑張りすぎてない?体調大丈夫?」と声をかけてもらったら、声を掛けてくれた人にこう言いましょう。
「気にかけて下さりありがとうございます。頑張りすぎてる自覚は無いのですが、今日はキリのいいところで早く帰って、いつもよりたくさん寝てパワー回復してみますね!」
体調を心配されたら、自分の体力を過信せず、まずはいつもより多く眠ってみましょう。
「良く寝た!」と思えたら体調は大丈夫です。
引き続き、自分のやりたいようなやり方で仕事をしていきましょう。
逆に「仕事が心配で眠れない」「寝たら溜まっていた疲れが出てきて風邪っぽい」という時は、体調不良です。
頑張りすぎの状態なので、頑張るのをセーブする必要があります。
- 日々の残業を1時間減らす
- 1週間頑張って定時退勤する
- やりかけの仕事を明日に持ち越す
何でもいいので、今より少し会社にいる時間を減らしてみると体調が回復していきます。
体調不良を心配されたら、いつもより2時間長く睡眠時間を確保しよう。
業務量キャパオーバーしてない?
「頑張りすぎないでね?」の言葉の裏に隠されている、心配の二つ目が業務量大丈夫?です。
- 色んな人に業務押し付けられてない?
- 突然仕事増えて、パニックになってない?
- 新規プロジェクトと後輩の育成って手一杯になってない?
こんなこと言われたことありませんか?
客観的に見たら、過重労働をしていたり、能力に釣り合わない仕事を任されていて、無理せざるを得ない状況になっている可能性があります。
業務量が増えたり、やりなれない難しい仕事を任せられると、仕事のミスが発生しやすくなります。
今は勢いで仕事をさばけても、ペースが乱れたり負担が増えると、一気にミスしたり業務が回らなくなってしまう恐れがあります。
何も問題ないと思っていたところに「頑張りすぎてない?仕事量大丈夫?」と聞かれたら、聞いてくれた人にこう答えましょう。
「心配してくださりありがとうございます。自分ではまだまだ大丈夫って調子に乗っていたのですが、部長に業務の進捗を報告して漏れやミスがないか相談してみます!」
業務量を心配されたら、一度上司に業務の経過とやり方を報告してみましょう。
上司から仕事の進め方に問題ないと言われたら、安心して仕事を進めてください。
逆に上司のチェックで、業務の漏れや注意不足を指摘されたら、少し仕事をセーブしましょう。
「ヒヤリハット」という重大なミスではないけれど、大きなミスにつながる恐れのある事象が起きている可能性があります。
どれだけ頑張ってもミスをしては、努力が無駄になります。少し余裕をもった仕事ができるよう社内で調整してもらいましょう。
業務量を心配されたら、先輩や上司に仕事の進め方をチェックしてもらおう!
そこまでやらなくてもよくない?
「頑張りすぎないでね?」の言葉の裏に隠されている、心配の三つ目がそこまでやらなくてもよくない?です。
- 企画書のパワポそこまで作りこまなくてもいいんじゃない?
- 後輩に任せられる業務は振ってもいいんじゃない?
- 20時にもなってお客様の折り返し電話待たなくてもいいんじゃない?
こんなこと言われたことありませんか?
先輩から見ると、あなたの仕事の準備の慎重さが度を過ぎている。または他の人に任せるべき業務まで引き受けているように見えていて、苦しんでいると思われているかもしれません。
1つづつの仕事にこだわりが強すぎると、長時間労働になります。後輩に振っていい簡単な仕事までやっていては新しい仕事に挑戦する余裕がなくなってしまいます。
自分のペースや納得いく仕事の出来を大切にしすぎると、会社があなたに求める役割とあなたの仕事内容がずれていってしまいます。
会社が求める役割とずれると、どんなに仕事を頑張っても評価されないという悪循環にハマってしまうかもしれません。
なたが最善を尽くしている中で、「頑張りすぎてない?そこまでやらなくてもいいんじゃない?」と言われたら、助言してくれた人にこう答えましょう。
「アドバイスありがとうございます。ちゃんとしようという気持ちが強くて完璧主義になっていたかもしれないです。業務上絶対注意が必要な個所か、自分がこだわってしまっただけなのか、先輩ならどのように判断されますか?」
そこまでやらなくていいんじゃない?と心配してくれた人に、自分の業務として抱え込む仕事はどこまでか線引きを質問してみましょう。
こだわる必要ない仕事を見つけたら、寂しいけどバッサリその仕事をカットしてしまいましょう。(パワーポイント資料のフォントサイズとか)
誰でもできる仕事を抱えているのを見つけたら、後輩を信用して仕事を任せてみましょう。
仕事の取捨択一ができるようになれば、一つ上の仕事を任せてもらえる余裕が生まれますよ!
そこまでやらなくても…と言われたら、何か一つ仕事を減らしてみよう!
まとめ
職場で「頑張りすぎないでね」と言われたら、あなたを心配してくれている証拠です。
声を掛けてくれた人に感謝して、頑張りすぎていないかどうか自分に問いかけてください。
多分あなたは十分頑張っています。ちょっと頑張る度合いを下げても誰も批判したりしません。
長く心地よく働くためにも、たまにはちょっと休んでみてはいかがでしょうか?
最後まで読んで下さりありがとうございました。今日も一日お疲れさまでした!