仕事でミスして凹んだ…。自己嫌悪で眠れない。上司に叱られた言葉が頭に残って眠れない。そんな日ってありませんか?
誰にでも1度や2度はある辛く自分が大っ嫌いになる夜をどう乗り越えるのか方法を考えてみました。
眠れないほど真剣に仕事と向き合っている自分を認める
疲れて自分が情けないと思いながら帰宅するとき、まず今日一日ちゃんと職場で仕事をしたことを褒めましょう。
ことの重大さに仕事を投げ出したり、このまま死ぬしかない…。と絶望してもちゃんと業務時間を全うしたことは偉いことです。
お疲れさまでした。
あなたは死んだり、退職したり、土下座をする必要はありません。
社会人でどんなにベテランでもミスや失敗はあります。反省しつつもやり過ごすしかないのです。
これ以上自分を責めたり傷つけても誰も喜びませんし、自分をいじめてもあなたの罪悪感は消えません。
帰宅時は、凹んでネガティブな状態に浸らず、余計なことを考えない「無心」状態を心がけましょう。
頭の中で、一人しりとりをするとマイナス思考に陥らなくて済みます。
無心になるのが難しければ、永遠に「ありがとうございます」と心の中で唱え続けましょう。
そのほか「(好きな俳優やアイドル)さん、大好き!」でも「唐揚げ!(今日の夕食名)」でも歩くときに「右足・左足」と唱えるのでも何でもいいです。
同じフレーズをずっと唱えることで余計なことを考えなくてすみます。
唱えるならいい言葉のほうが気分がよくなるので「ありがとうございます」がおすすめです。
あなたはタイミングが悪くミスをしてしまったのです。本来のあなたらしさを発揮できればミスなどしません。
無心になって、なぜミスしてしまったのかなどという雑念を取り払いましょう。
規則正しく寝るまでの準備を行う
凹んだ日は、特別予算を組んでその日の夜ごはん、デザート、明日の朝ごはんまでテイクアウトして帰りましょう。行きつけの店があるなら夕食を食べてから帰りましょう。
凹みすぎて、食欲がわかないこともあります。
でも出来れば食事はちゃんとしましょう。食事は明日への活力になります。
日ごろから、何もやる気が出ない日のために、自分を甘やかせるアイテムは必ず冷凍庫に常備しておくと安心です。
メイクをきちんと落とし、湯舟につかりましょう。
清潔なパジャマに着替え、意識して普段の生活を丁寧に行い、体の状態を心地よいものに変えていきます。
翌朝慌てないように、忘れずアラームをセットしてくださいね!
着ていく洋服も2パターン選んでおきましょう。
「気分が上がる服装」と「おとなしく地味に見える服装」の2パターンです。
朝起きたときの気分で、虚勢を張ってでも明るくいきたいか、反省しておとなしくしている風でいくか、2つから着ていく服を決めます。
帰宅から寝る前までの自由時間、凹んだ日は家事は、必要最低限だけにしましょう。
あとはお休みしてしまいましょう。少しだけ凹んだ気分を回復するための時間を作るためです。
くれぐれも仕事のミスするし、家事も満足にできない、とさらに自分を責めたりしないでくださいね。
ミスの内容と凹んだ経緯と気持ちを殴り書きする
家事をお休みして作った時間で、凹んだ今の自分のことを紙に書きだしましょう。
不安や心配を体にためておくのはストレスです。紙に書いて体の中から出してしまいましょう。
小さなメモ帳ではなく、ノートやA4コピー用紙などと書きやすいボールペンや太めの水性ペンを使ってください。書くことは以下のことです。
- 今の気持ち(凹んでる、もう無理、ベテランなのに恥ずかしい)
- 凹んだ理由を具体的に(お客さんからクレーム、うっかりミスで損失出した)
- 原因は?(忙しくてイレギュラーな対応してしまった、単に確認不足だった)
- 誰になんていわれた?(お客さんから、責任者出せと言われた、上司に新人でもしないミスだよと言われた、後輩にやば~いと陰口たたかれた)
- この事実から不幸中の幸いと言えるものはないか?(人前で泣くのは我慢できた、クビにはならなさそう、生きてる、私を心配してくれる人がいた)
物の本には、これからどうしたらいいか考えるという人もいますが、ミスした当日にそこまで考えるのは難しいです。
とにかく頭の中で渦巻いている言葉をすべて紙に書きだしてください。
- 叱られた!ツライ
- あり得ない凡ミス!バカバカバカ!!!
- ああ、ミスでお客さんとの信頼関係が終わった
- ボーナス下がるかも。つらっ
- 後輩のミスを見られた。恥ずかしいきっと陰で笑ってるよ…
- もーやだ、私この仕事向いてないよ…消えたい(涙)
- どーしたらいいか分かんない。お母さん助けて…。
恥ずかしくて、悔しくて、泣きながら書いてもいいです。取り組むことで、少しずつ客観的にミスを把握することができます。
客観的になると、今どれだけネガティブに凹んでも何の解決にもならないことが分かってきます。
帰宅後あなたが凹んでいても、あなたの心の傷に自分で塩を塗っているだけです。
自分を罰している自己満足なのでさっさと切り上げてください。紙に書きだし客観的に見れたなら、ミスは過去のことです。
ミスしない人なんていません。あなたは自分を責めすぎです。もっと力を抜いてください。
自分に凹んだ気持ちと向き合ったご褒美を与える
自分の頭の中のモヤモヤを書きだすことは、とても疲れるしメンタルを消耗する大変な作業です。
私の感覚では、頭の中でああでもないこうでもないと悩んでいる方が今の自分を何も変えなくていいので(変えられない理由になるので)、紙に書きだし始めるのは勇気のいることでした。
気持ちを書きだすことで気分が切り替えられると経験上わかっていても、ミスを書きだすことは億劫な作業です。
ミスするたびに毎回、「書きだすの嫌だなぁ自分のミスと向き合いたくないよ…。」と思ってしまいます。
なので、ミスと向き合ったら、頑張ったご褒美に寝る前でもデザートなどのご褒美をあげましょう。
お気に入りの香水を吹きかけてから気持ちを書きだす作業をするのもオススメです。
香りは気持ちを転換させる効果絶大ですよ。
好きな俳優のお気に入り動画や好きなアーティストのMVを見たり、かわいい動物の赤ちゃんの動画をみたりしましょう。
普通の日なら思わずニヤニヤしちゃうことをしてください。癒しを投入しましょう。
枕をいつもと逆にして、逆方向で布団に入る
ミスして凹んだ日は、なるべく早く寝てしまうのが正解です。
夜中にフラッシュバックして目覚めるから眠くなるまで寝ない、というのも一理ありますが、夜中目覚めてもいいから総睡眠時間を長く取れるように早寝するのが良いです。
寝不足で疲れて翌日もミスしたら最悪です。
最後に、布団に入るときはいつもと逆方向で眠りましょう。簡単なことですが気分が変わります。
夏なら「冷えピタ」を冬なら「めぐりズム」を装着して眠りましょう。
冷たさや温かさで気持ちがほぐれます。
使い捨てのものってプチ贅沢だなと思うのは私だけかもしれませんが、特別感があって気分が上がりますよ。
布団に入ったら、できるだけネガティブなことを考えないように、深呼吸し続けて眠りに落ちるのを待ちましょう。すぐ寝付けなくて凹む必要はありません。
「3秒吸って5秒吐く」など自分の気持ちいい深呼吸のペースを決めて「1.2.3.…4.5.6.7.8」と必ずカウントしてネガティブが思い浮かばないように意識して数字を追いましょう。
浅い呼吸だとなかなか眠れないですし、悪い夢を見がちです。とにかく深呼吸が大切です。
気持ちをノートに書きだした後、寝るときに思い出して反芻しないように徹底的に深呼吸して数字だけ数えましょう。
眠れない夜に羊を数える感覚で、息を吸う数と息を吐く数を数え続けると自然と眠れることが多いです。
羊を数えるときはただただ数が増えていくので、「羊が500匹になったけど眠れない…。」と凹みます。
呼吸の場合、吸う秒数も吐く秒数も変わらないので数が大きくなるプレッシャーがありません。ぜひ挑戦してみてください。
まとめ
凹んで眠れないとき、一番大切なのは凹んだ事実を頭の中で切り離して、過去の出来事にすることです。
凹んでネガティブなまま眠るのではなく、凹んでネガティブだけどもうどうしようもないから諦めよう、と気持ちを切り替えることです。
私もまだまだ凹んだ時の解決方法を模索中ですが、色々な方法を試して自分に合った気持ちの切り替え方を探しましょう!
最後まで読んで下さりありがとうございました。今日も一日お疲れさまでした!