家で仕事の勉強をするのは当たり前!と言われて疑問に思いませんか?
プライベートな時間に口出ししないで!と思いますが、同僚でまじめに勉強している人もいる…。
家で仕事の勉強をすることの意味について考えてみました。
仕事の勉強を家でするのは当たり前ではない
家で仕事の勉強することが正しいように言うかもしれませんが、仕事の勉強を家でするのは当たり前のことではありません。
結論:勉強したいことがあるなら絶対した方がいい。
でも、あなたがやりたくないなら、無駄になるので勉強しなくてよい。
これが社会人の勉強の在り方です。
命令された仕事の勉強を家でしないとどうなる?
職場で「仕事の勉強を家でもしろ!」と言われたとき、勉強する義務はありません。
なぜなら、プライベートな時間に何をするか会社・上司が指示する権利はないからです。
仕事の勉強を家でしなかったことを理由に、会社をクビになることはありません。
上司は自分が家で勉強したように、あなたにもガッツを求めることがあります。
命令された勉強を行わないとどうなるか?
- 仕事ができない、遅い、間違う、などツライ思いをする可能性がある
- 勉強してきた同僚に差を付けられ、昇給が鈍くなる可能性がある
- 社内で決められた試験や資格に合格できず出世できない可能性がある
- 上司のいうことを聞かない、社風に合わない人と思われる可能性がある
など、あなたが会社で「並みか、ちょっと出来の悪い人」評価になる可能性があります。
ちょっと出来の悪いという評価でよければ、家で勉強せずとも何の問題もありません。
職場で「優秀な人」と評価されたいなら、ツラくても家で仕事の勉強をした方がいいかもしれません。これは個人の自由です。
上司が当たり前のように家出の勉強を指示するなら、
「業務時間外でしかも社外にいる時間について、指示命令するのは労働基準法に違反するのではないでしょうか?家出の勉強指示で残業代を頂けるとは思えないのですが…。」
と言って、お断りしても全く問題ありません。
まぁ、こんなこと言ったら上司との人間関係が最悪になりますよね…。
上司が求めているのは、休日に家でも勉強する自己犠牲ではありません。
勉強することで、あなたが職場で必要な知識を持っていること・仕事に活かすことを上司は求めているのです。
休日や家での時間を犠牲にするのは嫌ならば、職場のちょっとした手待ち時間や昼休みに勉強して、家で勉強しなくてもいいように工夫するのもいいと思います。
家での勉強は会社情報持ち出しのリスクがある
仕事の勉強を家でするときは、情報漏洩の危険があります。
情報漏洩につながる「家で勉強しておけ!」の例が以下。
- 今日教わったことのメモや資料位、家で読み返して復習しておけ!
- 決算書くらい読めるように家で勉強しておけ!
- プレゼン用パワポ資料のブラッシュアップ位、家でやっておけ!
などと言われたとき、
- 資料を帰宅電車の中で読んでいたら、隣の人に資料の写真を撮られたらどうする?
- 決算書を読むためにコピーを持ち帰得る途中で、カバンを盗まれたらどうする?
- パワポデータを家のPCで操作し、ウイルスによりデータを取られたらどうする?
意外と情報漏洩のリスクは高いです。
あなたに情報漏洩する意思がなくても、情報漏洩してしまったら懲戒処分されるでしょう。
上司は指示したことを黙って、あなたが勝手に持ち出したと切り捨てられる可能性もあります。
具体的に業務の情報を持ち帰る必要のある勉強は絶対にしてはいけません。
いくら上司が持ち帰って勉強しろと言っても、情報漏洩のリスクがある資料を家に持ち帰ることはおかしなことです。
「この資料について家で勉強せよとのご指示ですが、資料には機密情報が含まれていると思います。通勤中に紛失するリスクがあり、データとして社内データの持ち出しが規定で禁止されているので、持ち帰り家で勉強することはできないのではないでしょうか?」
などと伝えて、絶対に断りましょう。
家で仕事の勉強をしてもしなくてもいい!
最初に結論としてお伝えした通り、あなたがやりたいなら勉強すべきだし、やりたくないなら勉強する意味はありません。
無理に家で仕事の勉強しても身につかない
社会人になると、自発的にしようと思った勉強以外は身に付きません。
いやいや勉強すると、理解するまで時間がかかるし、実践しないとすぐに忘れてしまいます。
- 日本語しか扱わない部署なのに、出世に必要なTOEIC●●●点取る勉強を頑張れますか?
- 自社製品に思い入れないのに、休日にライバル社の商品研究なんてやる気しますか?
- 憧れてもいない先輩がおすすめする、営業トークのネタ本なんて読む気しますか?
自分が望まない勉強をあなたは続けられますか?
限られた1日を誰かの命令で仕方なく勉強するのは本当に無駄です。休日にストレスを溜め、平日の仕事の効率を下げてしまいます。
ゆっくり休んでリフレッシュした方がよっぽど健康で仕事にとっていい影響を与えます。
興味があるなら家でも仕事の勉強をしよう!
逆に言えば、興味があることなら勉強することがストレスにはならないので、疲労を蓄積させない範囲でどんどん取り組んだ方がいいです。
学生時代と違って、社会人の勉強は単位を取るなどのゴールがありません。
勉強するのをためらいたくなりますよね。例えば…
- 友達に勉強のこと言ったら、社畜でブラック企業ヤバイって思われるかも。
- Excelのショートカットの勉強って仕事の勉強かなぁ?
- 営業補佐なのに簿記の勉強するのって、意味ない無駄なことかも…。
時間を無駄にしたくない、変にいじられたくないと思ってしまいますよね。
何をすれば正しい勉強なのかと悩む必要はありません。自発的にちょっとやってみようと思ったら勉強はすべきです。
他人に言う必要も、いいね!される必要もありません。
いざ今の会社が嫌になったときにも、勉強していれば転職するときに自己PRにもなります。今の会社のためではなくて、将来のために勉強するのは大切なことです。
勉強しながら、「家で仕事の勉強させようとするこの職場は合わない…。」と思ったら、早めに自分の市場価値を確認し転職向けの勉強にシフトチェンジした方がいいです。
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家でする仕事の勉強って何がいい?
会社の命令ではなく、自発的に勉強しようと思ったら何をすればいいか考えてみました。
仕事関連の資格取得は長期的にメリットあり
まず1つ目に資格取得の勉強です。
資格取得の勉強のメリットは以下の通り
- 勉強の成果が目に見えてわかる
- 転職時に履歴書に書ける
- 職場によっては資格手当がもらえる
勉強した結果、知識を身に着けた証が資格の合格通知です。
資格取得といっても、難易度は様々です。そこまで難しくない資格もあります。
手ごたえを感じられるし、勉強のための本や動画などツールも充実しています。
「やる気はあるけど、何の勉強をしたらいいか分からない…」
という時は、興味が持てそうな資格がないか探すのがいいでしょう。
ビジネス書は仕事の悩みに即効性があり
2つ目はビジネス書を読むことです。
仕事に少しでも関係する本を読むことは立派な勉強です。
お金を払って本を買い、読むことで何か実践してみようと思うはずです。
- 残業しないための仕事の仕方の本を読む
- マーケティングの本を読む
- ビジネスメールの書き方の本を読む
- 人間関係で凹まないためのメンタルヘルスの本を読む
これら、すべて立派な勉強です。
どの本も遊んで暮らすだけなら全く必要ない本です。
今の職場で少しでも心地よく過ごすため工夫しているなら、十分勉強しているので自信を持ってください。
家で仕事の勉強をするのは、全然当たり前のことではありません。自発的にやってみようと思うのはすごいことです。
本から学びを得ることで、仕事にやりがいを持てるようになったり、逆に合わない仕事を無理に続けていたことに気づくかもしれません。
無駄な時間にはならないので、上司せいで仕方なくではなく、自分のためになる勉強の時間を大切にしてください。
まとめ
プライベートな時間については、会社から命令されても勉強する必要はありません。
ただ、自分でやりたいと思った勉強はためらわずやってみたほうがスキルアップにつながります。
勉強は悪ではありません。興味あることはどんどん挑戦してみましょう。
最後まで読んで下さりありがとうございました。今日も一日お疲れさまでした。