あなたは始業時刻の何分前に職場に到着していますか?
本当はギリギリに出社したいけど、30分前が暗黙の了解…。など出社時刻にモヤモヤすることあると思います。
今日は、出社時刻は始業何分前がいいか考えてみます!
- 10分~15分前出社が一般的
- 始業時刻ピッタリから全力で仕事できる?
- ギリギリ出社はマイナスイメージ
サービスの早出出社にモヤモヤしている人は、ぜひ以下ご確認ください!
始業10分~15分前の出社が一般的
社会人の常識としては、出社の時間は始業時刻の10分~15分前が一番多く、安全な時間です。
10分~15分前は、公共交通機関がちょっと遅れても遅刻しない時間であることが目安です。
次いで、余裕をもって30分前出社派、5分前出社のギリギリ派に分かれます。
地方都市に住んでいると、公共交通機関の都合や、車通勤で交通事情を加味して早めに出社せざるを得ないこともあると思います。
それは自己都合の早めの出社なので、わざと10分前~15分前に出社する必要はありません。
5分前出社でも業務に支障がなければ許容の範囲です。
しかし、始業時刻のベルと同時に出社は、社会人の一般常識としてはNGです。
なぜなら、
出社がギリギリの人=時間にルーズでだらしない=仕事もルーズでだらしない
お客さんのところへ外出するときも遅刻しそう というレッテルが貼られる恐れがあるからです。これはもったいないです。
- タイムカードを打刻した時刻
- 自分の座席についた時刻
- 身だしなみを整えて持ち場についた時刻
- 朝礼・ミーティングが始まる時刻
- パソコンを立ち上げて業務開始できる時刻
色々な切り口があると思いますが、
「出社=タイムカードやICレコーダーの打刻時刻」という、客観的に記録できた時刻が出社を指すと考えてよいです。
会社の門をくぐったときや、更衣室に入った時間ではありません。
気を付けてほしいのは、社会人の一般常識として出社時刻と始業時刻は微妙にずれているということです。
始業時刻ぴったりに仕事をスタートできてる?
あいまいな部分が多い、出社についてはっきりさせてみます。
出社と始業の違いって何?
- 出社=会社に到着して打刻した時刻(この時間にいればOK)
- 始業=業務開始する時刻(この時間に仕事を始められる状態ならOK)
という違いがあります。
出社と始業の違いをちゃんと押さえておくことで、上司がから「出勤が遅い…」と嫌な顔をされずに済みます!
朝、駅から会社までダッシュで来て、出勤打刻&始業時刻の場合、ゼエゼエ息を切らしながら、始業時刻を迎える…。
この状態で100%仕事に集中して仕事に取り組めないですよね。
つまり出社時刻が何時でも、始業時刻にきちんと仕事に取り組んでいればOKです。
始業時刻から100%仕事に取り組める準備ができるよう、出社していること。
これが上司に嫌な顔をされない最大のポイントです。
正直、出勤打刻から3分で、始業に向けた準備ができるなら3分前出社でも何の問題もありません。
逆に30分前に出社しても、ダラダラ給湯室でしゃべって、始業時刻に慌てて席に着く場合は上司にとっては、だらしない部下に見えてしまうでしょう。
就業規則に出社について定義があるかも!
しかし、上司が嫌な顔をしていなくても、出勤について就業規則でルールが定められている場合は注意が必要です。
就業規則の服務規定に「始業時刻とともに業務を開始できるように準備をすること」と書かれているならば、ギリギリ出社は査定でマイナス評価になる可能性があります。
きちっと査定項目が公表されているならば、ギリギリ出社により、情意考課の中の規律性がマイナスポイントになるかもしれません。
人事考課査定表がある人は一度確認してみましょう。
ギリギリ出社を止めて、もう5分早く出社することが昇給や賞与額にプラスになるなら、ちょっと真面目に出社したほうがいいですよね。
30分以上前に出社が常識って上司が言う…。
職場によっては、30分前出社が暗黙の了解という会社もあります。
始業時刻よりかなり早く出社を強要する会社もあります。
30分前出社は社会人の常識ではありません。
- 会社にいるのが暗黙の了解だけで、仕事の指示はない
- みんな始業時刻前から普通に仕事をしている
- 社内の雑務等業務時間と決まっている
など始業時刻前に何をするかは様々です。
しかし、早出出社させて業務をさせると明確に指示命令されていないなら、本当は30分前に出社する必要はありません。
社会人なら「5分前行動」で大丈夫です。
5分前には業務を開始できるよう準備を整えれば、基本的に常識の範囲内です。30分前行動は非常識だと感じます。
古い習慣にとらわれて30分前出社を常識と言っていても、あなた以外にも早出がキツイと思っている人はいるはずです。
社内に味方を探して、複数人で上司に物申してみましょう。
「法律に詳しい知人に聞いたのですが、30分前出社は法律上の定めはないし、出社は本人の自由らしいのですが…。」など聞き方は工夫が必要ですね。
後は、「契約書よりも出社が早いから朝ご飯を食べる時間がない…。」
と机上で食事しながら30分以上の早出に対してしんどいアピールしましょう。
タンパクを質をたくさん取って抗議しつつ、長時間拘束される職場を改善していきたいですね。
ギリギリ出勤する人の5分の遅刻が最も悪印象
自分の予定では始業3分前に出社できるはずだけど、上手くいかないときってありますよね。
公共交通機関の5分の遅延による遅刻は仕方ない?
- 道が混んでいてバスが5分遅延した
- 人身事故でダイヤが乱れていつもの電車に乗れなかった
- 出勤打刻のためPC起動したら更新が始まってログインできない
- 月替わりのタイムカードの準備を忘れて打刻が遅れた
などなど、自分のせいではない理由で出社が少し遅れるときは注意が必要です。
公共交通機関の5分程度の遅延で始業時刻から5分~10分遅刻するのは、すごく上司の心証が悪いです。
だって、一般的な社員は公共交通機関の5分の遅延で遅刻しないのです。
しかも公共交通機関の5分程度の遅延は、よくあることです。
ちょっとだけ乗り物が遅れるという可能性を加味せずギリギリに出社を続けるのは、上司の目からすれば意識が低いように見えてしまうのです。
公共交通機関が5分遅延すると遅刻する。
しかし、ただ5分ほどの遅刻だとなかなか罰せられない。
始業時刻にきちんと仕事をしている人が損する職場にはしたくないから、ギリギリ出社の人はいい仕事を回してもらいにくくなったり、面倒な案件を持たされたりする確率が増える場合があります。
遅刻減額されない少しの遅刻で評価は下がる?
上司も人間です。実際の仕事の出来だけでなく、人柄や日ごろの立ち振る舞いを総合的に評価します。
「早出残業が付かないからギリギリに出社しなきゃ損!」などと思わず、心と体に余裕のある出社を心がけたほうがいいかもしれませんね。
逆に言うと、遅刻せず余裕をもって出社している人は、社会人として信頼度が高まります。
当たり前のことですが、長年無遅刻を積み重ねることで得られる信頼は仕事でも生きてきます。
ギリギリ出社している同僚や後輩がいたら、イライラせず、「余裕をもって出社している私の評価をあげてくれているのかも~」と考えましょう。ものは考えようです。
まとめ
- 始業時刻の10分~15分前の出社が一般常識の範囲
- 始業時刻に仕事をピッタリ始めていれば文句は言われる筋合いなし!
- 始業時刻5分前までに出社できないのはマイナス評価の対象かも!
あなたが早出を頑張っていても、ギリギリ出社派でも毎日出社しただけで十分頑張ってます。とにかく遅刻しないで出社を頑張って続けていきましょう!
最後まで読んで下さりありがとうございました。今日も一日お疲れさまでした!