転職時に履歴書に貼る証明写真ってついつい後回しにしてしまいませんか?
しかし転職サイトを調べていて、締切間近の企業に応募する際に一番困るのが証明写真です。転職先を探しながら早めに証明写真は撮影しておきましょう。
今回は履歴書の証明写真にベストな服装についてまとめました。
ワイシャツでもカットソーでもどちらでもOK
転職用の証明写真を撮るとき迷うことは3つ
- 私服で証明写真撮ってもいい?
- スーツで証明写真カットソーじゃカジュアル?
- スーツで証明写真ワイシャツじゃカタい?
これに対する回答は
- 勤務地が私服なら私服で証明写真でOk!
- 今スーツ&カットソーで働いているならカットソーがオススメ
- スーツ着ない仕事からスーツ職場に転職ならワイシャツにすべし
になります。
当然、スーツ&ワイシャツが問題ない安心安全なスタイルです。
でも、必ずしもワイシャツしかダメなわけではありません。
以下細かくケースを説明していきます。
証明写真で私服がおすすめの業種と理由
そもそも、新卒採用の就職活動と転職活動は異なります。普段私服で勤務している人は、私服で証明写真を撮る方がしっくりくるかもしれません。
私服での証明写真撮影でも大丈夫な仕事を表でまとめて紹介します。
証明写真の服装 | 職種 |
---|---|
スーツ | 基本はスーツを着ておくと安心&無難 特に、営業、事務、など オフィスワークの人 |
私服 | 私服OKな職場、ファッションセンスが問われる職場 制服を着る専門職の人(医療、飲食など) |
私服がおすすめなのは、アパレル業界と美容業界
アパレル業界と美容業界はセンスが問われる仕事です。この業界で転職活動をしたい方は私服で証明写真を撮影することをオススメします。
履歴書に貼る証明写真では、服装の他、髪形や化粧もチェックされると思ってください。
お店の雰囲気と応募者の雰囲気が合うか?というのは、前職の経験と同じくらい重視されています。
注意点としては、おしゃれであっても肩や胸元の素肌が大きく露出した服装はNGです。
- オフショルダー
- ノースリーブ
- タンクトップ
- キャミソール
は避けるべきでしょう。おしゃれだけど、ちょっとかための露出少な目ファッションが無難です。
パート勤務や私服勤務者も私服でOK!
センスを問われる仕事でなくても、私服の証明写真で大丈夫な方がいます。それが、パート勤務・アルバイト勤務希望者と勤務先が私服勤務の方です。
日本の人事部はまだまだ頭が固く古い人が多いです。
スーツ=管理業務を担う人、私服=責任の少ない業務を担う人、とランク付けするおじさんがたくさんいます。
うんざりしてしまいますがそれが現実です。
逆に言うと、パート勤務やアルバイト勤務で管理される側の人材として採用されたい人は私服の証明写真で何の問題もありません。
今の仕事帰りや休日のちょっとした買い物のついでにスピード写真で撮った証明写真で大丈夫です。
パートやアルバイト勤務で転職を決めたいなら服装にこだわらず、すぐに証明写真を準備してしまいましょう。
ただし、社会人として常識がないとみなされるので露出の高い服装はNGです。
シャツかカットソーか選ぶポイントって?
次に問題になるのはスーツで証明写真を撮るとき、インナーはシャツかカットソーかという問題です。
私は普段スーツで仕事をしていますが、カットソーを着ており、ここ数年Yシャツは着ていません。だってアイロンがけが大変なんだもん…。
普段スーツ派はカットソーで大丈夫!
証明写真の写真も、新卒でないのでインナーはYシャツでなくてよいでしょう。現職でスーツなら日々のスーツスタイルで証明写真を撮るのが一番いいです。
Yシャツだと、堅い印象になるのですが、転職して新たな職場でもこんな堅い感じの人?という疑問を持たれる可能性があります。
普段の恰好と違うなら堅いキャラがブレるので、現職スーツ派の人はカットソーで証明写真を撮りましょう!
当然、普段がYシャツスタイルなら全く問題ありません。面接でも同じスーツスタイルなら違和感ないです。
カットソーでも、いくつか注意点はあります。
- 原色やセクシーさが目立つもの
- 顔がくすんで見える黒
- 顔が大きく見えるハイネック
は避けた方がよいでしょう。
おすすめは顔色がよく見える白系、自分の顔色に合うピンク系やブルー系がいいでしょう。
ベージュは素肌っぽく見えるのでイマイチ、胸元がレース素材なのも下着っぽくなるので回避します。
同年代同性ならおしゃれだな、と思うのですが履歴書を見るおじさん達の感覚に合わせたほうがよいと思います。これは媚ではなく戦略と割り切ってくださいね。
なお今の職場でOKでも、避けるべき小物類があります。
- 揺れる系のピアス
- 大ぶりなネックレスの重ね付け
これらはケバく見えますし、職場によってはNGのところもあります。強いこだわりがない限りやめた方がいいです。
普段スーツを着ない人は、Yシャツだと失敗しない!
一方で、普段スーツを着る仕事をしていない方はわざわざカットソーを買う必要ありません。新卒で使ったスーツが生きていればそれで証明写真を撮ってしまって大丈夫です。
Yシャツも胸元がきつそうとか、長く着ていなくて黄ばんでいる等おかしなところがなければそのままで大丈夫です。
スーツを着ない人が手持ちの服をスーツのインナーとして使うと失敗することがあるので要注意です。
- なんとなくゆるいシルエット
- カジュアルすぎる素材感
- やたらラブリーなカットソー
- ロゴTを合わせた高度なおしゃれ
などは、スーツスタイルが下手だったり個性が強くなりすぎたりします。
転職用の証明写真の「この写真の人と会ってみたい」と思わせる目的を達成できないです。
カットソーに悩むくらいなら、普段スーツを着ない派の人は潔くシンプルなスーツとYシャツスタイルで行きましょう。大丈夫です、Yシャツはユニクロで売ってますから!
Yシャツのボタンと襟どうする問題の個人的な見解
Yシャツで証明写真を撮る場合、ボタンと襟をどうするか?を悩むことありますよね。個人的な見解ですが、
- 第一ボタンは開ける
- 襟はジャケットの中から出さない
が一番しっくりきます。
第一ボタンを開けてだらしなくなる、胸元が空きすぎるのはYシャツのサイズが合っていないからだと思います。
普段Yシャツを着る場合、女性は基本的には第一ボタンまで閉めないです。
そして第一ボタンを開けることで首回りがⅤ字になり小顔効果が見込めます。
襟を広げてジャケットの上に出すスタイルの新卒の就活生をたまに見ますが、社会人でジャケットの外に襟を出す人を見たことないので証明写真撮影時もやめるべきでしょう。
襟元がだらしなく見えると感じた方はボタンダウンのYシャツ(襟の先端にボタンがついていて、Yシャツと襟を止めて固定するスタイルのYシャツ)を購入すると綺麗な首回りになりますよ!
履歴書用写真を撮るときの持ち物1つ
最後にテーマから少しずれますが、服装が整ったらすぐに証明写真を撮影するのがおすすめです。
写真屋さんにお願いして加工してもらうのも良いですが、ササっとスピード写真で終わらせて十分だと思います。
スピード写真で撮影するときには必ずレフ版効果のある白いハンカチを膝の上に広げて置きましょう!これ、地味ですがかなり効果があります。
スピード写真の技術は進化しており、美白補正してくれる機種もありますが、すべての機種で対応しているわけではないので自分できれいに写真に写る対策は準備しておきたいです。
以下、レフ版効果が期待できる白いアイテム一覧です。
- 真っ白なハンカチ
- 白い鞄(トートバックなど)
- その日着ていない白いトップス
- デパートの紙袋を破いた裏面
- 会社からコピー用紙(A4サイズなら2枚)を拝借
人は第一印象が9割だそうです。ぜひ写真写りに貪欲になってください。
まとめ
証明写真はできるだけ早めに撮影しておきたいです。なるほど~と思っていただけたならぜひ早々に撮影をなさってくださいね!
私は余った証明写真を日記帳に1枚張り付けておきました。
後々日記を読み返したときに、転職活動のことや当時の葛藤を思い出しやすくなり良かったなと思っています。
このページで、あなたが転職活動で慌てず余裕を持った活動ができるちょっとした助けになりますように!
最後まで読んで下さりありがとうございました。今日も一日お疲れさまでした!