転職を決意したら、避けて通れないのが履歴書の作成です。
最近は履歴書なしで選考進む会社も増えてきていますが、基本的には履歴書は転職の必須作成書類でしょう。
履歴書を書くときに1番最初に手が止まる、西暦で書くか和暦で書くのか問題についてお伝えします。
統一さえしていれば、西暦でも和暦でもどっちでもよい
履歴書は時系列で経歴を示すものなので、時系列が伝われば西暦でも和暦でも表記は自由です。
ただし、西暦と和暦が混在する履歴書は採用担当者が読みにくいので絶対にしてはいけません。
また、職務経歴書と履歴書でも、西暦と和暦は統一しておきましょう。和暦と西暦の混在はマナー違反だと思ってください。
購入した履歴書の作成日・提出日の欄が「令和」となっていたら、そのまま和暦で統一しましょう。まだ作成日・提出日が「平成」と書かれている履歴書を使っている人は直ちに処分して、新しい履歴書を作成しましょう。二重線で修正してもダメです。
平成の履歴書を使っている人は、平成からずっと転職活動をしている人、イコール「転職活動本気じゃないのかな?」「何社も落ちてるのかな?」とマイナスイメージ持たれる可能性があります。
マナーという点では、省略表記もマナー違反なので気を付けましょう。
和暦の際、アルファベットを使った省略表記(平成→H、令和→Rで表記)はNGです。
さらに、和暦と西暦迷って表記しないのもNGです。13年と表記した場合、平成13年なのか、2013年なのか分かりにくいですよね。
なお和暦西暦を二段書きで併記するのは、やりすぎですし、採用担当者に対して西暦を和暦に変換できないのだろうと喧嘩を売っているように思われるような書き方です。絶対にやめましょう。
外資系の会社、ベンチャー企業は西暦を指定の場合も
ベンチャー企業や外資系企業の場合、社内書類を西暦で統一している場合があります。
募集要項で書類は西暦指定されていることもあるので履歴書を作成するときは、募集要項の必要書類の内容に必要ですね。
履歴書や職務経歴書の内容が素晴らしくても、募集要項をきちんと読んでいなく間違った表記をすると、「慎重な性格とあるけど、案外うっかりしているな」とか「和暦なのは他社に出した履歴書を使い回しているからなのでは?」とマイナスイメージがついてしまう恐れがあります。
地方の中小企業は和暦を好む傾向が高い
一方で、中小企業は昔ながらの感覚で和暦の方が好まれる傾向が高いです。
西暦で書いたところで評価が悪くなることはないですが、どちらを書くか迷うなら和暦がベターでしょう。
私の上司も、履歴書を見ていたとき「最近の子は和暦を使わないんだな~」と言っていたのを聞いたことがあります。
採用頻度が少ない中小企業では昔からずっと続く和暦表記が常識で、西暦表記はイレギュラーと感じるようですね。
和暦と西暦どちらがいいかどうしても気になる方は、応募する会社のHPを見てみましょう。例えば、創業年の欄が和暦の会社なら、その会社は社内で和暦で書類のやり取りしている可能性が高いです。
HPで使われているのが和暦か西暦かで履歴書の日付もそろえれば多分間違いないでしょう。
まとめ
- 履歴書は西暦でも和暦でもどっちでも良い
- 履歴書と職務経歴書、すべて和暦か西暦で統一し、表記省略はNG
- あえて分けるなら、外資系企業は西暦、中小企業なら和暦
和暦か西暦か自体は大した問題にはなりません。一方で、細かい点に気付き考える人は慎重で丁寧な仕事をする人が多いです。確認に時間を取ってしまったとマイナスに考えず、自分の性格をほめて転職に生かしてくださいね!
最後まで読んで下さりありがとうございました。今日も一日お疲れさまでした!