自然災害が多い中、「やっぱり地元で働きたい」「いざという時のために親の近くにいてあげたい」と考えることありませんか?
今回は4月からUターン転職を成功させるための、注意点をまとめてみました。
地元に帰ると決めたなら、家族に根回しが必須!
この記事にたどり着いた方は、もう地元へ帰ることをほぼ決めていると思います。仕事を変えるって勇気のいることです。まずは、決断したことすごいです!
そもそもUターン転職って? Uターン転職…生まれ育った地元を離れて他県や首都圏などの企業に就職して働いていた人が、再び地元に戻って働くことを言います。
採用枠が増える4月転職を目標としているなら、年末年始休暇の前に転職サイトの登録とエージェントとの面談は済ませるべきです。冬のボーナス貰う前から準備は始めましょう。
遅くとも、仕事始め前までに活動を始めないと、退職前に有休をすべて消化するのは難しいかもしれません。
地元に帰るなら、仕事を決める前に、その決断を家族に報告しましょう。4月転職を希望するなら、年末年始の帰省時か、帰省前に事前に電話で家族に報告したいですね。
特に、年末年始の帰省だと親戚との集まりなどあり、お盆休みよりも慌ただしいものです。
事前に「Uターン転職したい」ことを伝え、実際に帰省したときにじっくり話をすればあなたも親も冷静で有意義な話ができるでしょう。
たとえUターン転職後、実家で暮らさなくても決断は早めに伝えるべきです。
- 早めに知らせることで、家族から地元の情報を入手しやすい
- 家族の将来設計への影響に配慮できる
- あなたの将来を心配する家族を安心させる
- 転職への不安や迷いを緩和できる
などといったメリットがあります。特に、あなたのUターン転職が年を重ねた両親の将来設計に影響することは考慮すべきです。
親は親で、人生設計を考えています。
持ち家を手放して、交通の便の良いマンションに引っ越そうとか、免許をいつ返納しようか、終活はどうしようか?
あなたが口出しすべきことではありませんし、親の選択の邪魔はしてはいけません。
あなたが、Uターン転職を決めてフラッと地元に帰ることで、家族の人生計画が崩れた!ということはないようしましょう。
また、地方企業ではインターネット上に中々企業の口コミ情報は出てきません。家族に転職のことを伝えると、もしかしたら近所の会社の評判を仕入れてくれるかもしれませんよ!
Uターン転職のメリットとデメリット
転職活動を本格していない状態で、親に報告することってちょっと心配ですよね。まずはUターン転職のメリットデメリットの基本的な情報を確認しましょう。
アラサー女性のUターン転職のメリット
- 家族の近くで働ける安心感
- 地元の地域活性に貢献できる
- 物価が安い
- 地元の友達と気軽に会える
- 地元→地元の転職組より能力が高い可能性
- 即戦力として採用される
- 土地勘があるのですぐになじんで生活できる
都会から来るから優秀だろうという期待値が高くなりがちです。面接ではできることをしっかり説明できる準備が必要ですね。また、地元に戻ってくるので採用側としては簡単にやめないだろうという安心感もあるでしょう。
アラサー女性のUターン転職のデメリット
- 給料水準が下がる
- 男尊女卑の傾向が都会よりやや高い
- 希望する職種の仕事があるとは限らない
- 交通の便が悪くなる
- 規模感が小さくなり、専門性より、細々した雑務など柔軟性が重要になる
- 旅行など娯楽に出かけるコストが上がる
- 遠隔地での仕事探しが大変
これらは一例ですが、都会でしのぎを削る企業よりコンプライアンス意識がやや低いことがあります。仕事選びは慎重に行わなければなりません。
Uターン転職を親に説得すること=面接の回答例
親に事前に報告することで、Uターン転職の準備を進めることになります。なぜなら
「親にUターン転職を説得するフレーズ」=「面接時の想定回答」になるからです!
- 地方の給料水準は低いから、都会で働いた方がいいんじゃない?
- せっかくの今の職場のキャリア捨てていいの?
- 都会と比べて田舎では女性が活躍する職場って少ないんじゃない?
- こっちで結婚するの?将来どうするかちゃんと考えてるの?
Uターン転職を心配する親に上手く説明できれば、面接でも上手に話すことができます!
「友達にも聞いたけど、都会と比べて家賃とか安いから、給料が下がっても生活水準は下がらないんだって」
「都会でしっかり仕事の基礎とスピード感を学んだから地元でずっと働いている子より有利だって、転職エージェントさんには言われたよ」
「都会しかできない経験を十分体験したから、もう都会にいる意味がなくなったんだよね。都会で消耗しちゃった。」
「地震とか台風とか洪水とか、自然災害があったときにやっぱり家族の近くに居たいなって思うようになったんだ。」
「都会でも田舎でも、女性を軽視する人は少なからずいるよ。優先順位が地元を拠点に生活したいってことに変わったんだ。」
「結婚のことはまだ分からないけど、自分が育った環境で子育てしたいなっていう漠然とした思い位はあるよ。」
色んな質問と回答があると思いますが、親を説得するときと、面接官に説明するときの違いが1つだけあります。
面接官には転職するきっかけのマイナス部分は伝えない、ということです。これだけ気を付ければ、親への説得=面接準備になります。面倒くさがらずに親に報告と説得をしましょう。
まとめ
Uターン転職成功の秘訣は、ブレずに転職活動をするということです。
やっぱり地元に帰るのやめようかな…。と思ったら転職はたいてい失敗します。
まずは地元に帰って転職するんだという決意を自分の中で確信になるまで、Uターン転職のことを研究しましょう。決意できれば、親に報告して根回しすることでどんどん転職活動に弾みがつきますよ!
最後まで読んで下さりありがとうございました。今日も一日お疲れさまでした!