職場に舌打ちする人がいて、委縮してしまう。舌打ちを聞くと自分のせいかもしれないと気になってしまうことありませんか?
舌打ちする原因と、舌打ちする人と接するときの気持ちの持ち方について考えてみました。
- 舌打ちの自覚がある人の心理
- 無意識に舌打ちする人の心理
- 舌打ちされた時のメンタルの守り方
気になる内容があれば、ぜひ以下ご確認ください!
舌打ちしている自覚がある場合
舌打ちをする人には、無意識で舌打ちする人と意識して舌打ちを使う人がいます。
イライラをアピールするための舌打ち
職場であなたを不快にさせるのは、イライラアピールのため舌打ちする人でしょう。
例えば、
- 仕事で面倒な事態になったとき
- ミスや不手際が発覚したとき
などです。上司が舌打ちするタイプなら最悪です。
舌打ちして見せて、言葉でなく態度でイライラをアピールしてくるということは、言葉で意思を伝えることができないということです。
つまり、舌打ちでイライラを伝える人はコミュニケーション能力が低いのです。
職場で舌打ちするなんて、マナーが悪いだけでなく、言葉で意思疎通が取れない幼稚な人であることを宣言しているようなものです。
舌打ちの音を聞くだけで不快なのに、仕事のトラブルを報告しに行ったら、自分に向けて舌打ちされるなんてとんでもないストレスです。
あなたは、仕事のトラブルを抱えているストレスと上司に報告するときの反応のストレスが発生します。
この2つ抱えなければいけないのは、しんどいですよね。
舌打ちは、イライラするときに、爪を噛んでしまうとか、ボールペンをカチカチしてしまうのと同じだと思いましょう。
過度に怯える必要はありません。
「あなたがイライラするのは十分に分かっているから、ちょっとはイライラを隠す配慮してよ!!」
とこちらのメンタルの配慮を求めたいものです…。
威圧するための舌打ち
職場の舌打ちでタチが悪いのは、威圧するためわざと舌打ちをする人でしょう。
上司や先輩社員から、部下や後輩に向けてされる舌打ちです。
威圧するための舌打ちには
- 気分が悪いから話しかけるな
- 怒っているから自分に気を使え
というような、無言のアピールが含まれています。
直接あなたが相手をイライラさせたから舌打ちされるのではありません。
本人が自分の都合でストレス状態に陥って、周囲に当たり散らすために舌打ちをしただけのことです。
直接あなたが原因だと言われない限り、舌打ちにビクビクして不安に思う必要はありません。
「あなたが大変なのは分かったから、わざわざ周囲を威圧して職場の空気を悪くしないでよ!」
と相手がもう少し大人になってくれることを祈りましょう。
わざと舌打ちする人に対して、委縮する必要はない!
イライラでも威圧でも、わざと舌打ちしてくる人は、舌打ちされた時の不快感が分からない想像力が乏しい人です。
想像力が乏しい人は人を思いやる力が低いです。思いやりのない人の言動に、一喜一憂する必要はありません。
無意識に舌打ちをしている場合
意識的にする舌打ちでは、イライラや威圧のための舌打ちが多いですが、無意識に舌打ちする場合、他の理由もあります。
自分自身にイライラして出る舌打ち
無意識の舌打ちは、自分自身にイライラして舌打ちが出ることがあります。
- 何でこんなミスしてしまったのだろう(あの時もっと慎重に仕事をしていればよかった…)
- どうして部下をちゃんと指導しなかったんだろう(自分が指導していればミスを防げたのに…)
など、誰かのせいにできない自分のふがいなさに対して、イラついて舌打ちが出てしまうことがあります。
社内で自分を叱る(独り言)ことができないので、舌打ちで発散したのです。
「何か知らないけど舌打ちしちゃうくらいイライラしてるんだな~。私に何も言ってこないなら関係ないや。気にしない気にしない!」
位の気持ちで、無視して大丈夫です。
直接お叱りの言葉がない限り、あなたに関係ないことで舌打ちをしています!
舌打ちする人には、気持ちを整理する時間が必要です。そっとしておいてあげましょう。
感情をコントロールするための舌打ち
無意識の舌打ちは、感情のコントロールの役割を果たすことがあります。
- 怒鳴り散らしたいけど、我慢!
- 悔しくて叫びたいけど、こらえなきゃ!
など、荒れ狂う気持ちを理性で押さえつけるとき、無意識で舌打ちが出ることがあります。
感情を完璧にコントロールできていれば、舌打ちもコントロールできるでしょう。
しかし、コントロールは難しいです。
「あぁ、この舌打ちはパニックが出てるぞ…。近づいて巻き込まれたら嫌だし、放っておこう。」
と他人事だと割り切りましょう。
直接注意されていないなら、あなたがウザいから舌打ちしたわけではありません。あなたに舌打ちされる原因はありません。
舌打ち=私のことが気に入らない と悲観的に考えない!
ちなみに、ストレスには柔らかいものをぎゅっとするのが良いみたいです。
職場に握れる系の癒しアイテムを用意しておくのもいいかもしれませんね。
舌打された時の対応方法
舌打ちする人がそばにいると不快ですよね。あなたのメンタルを守るためにも、舌打ちする人に対してどう対応すればよいか考えてみました。
舌打ちを指摘する
舌打ちの癖を改めてもらうため、舌打ちを指摘する方法があります。
確かに、「舌打ちって、パワハラなんでやめてもらえます?」とは言えません。
もう少し婉曲になら伝えられる可能性ありませんか?
「この度のミス、申し訳ありませんでした。深く反省しております。どうか、大声や舌打ちなどで私を委縮させず、善後策を検討するチャンスを頂けないでしょうか?」
…ちょっと無理あるかな?と思うかもしれませんが、ミスしても、パワハラが許されるわけではないので、指摘する勇気を持ってほしいです。
また、舌打ちが無自覚な人に対しては
「●●さん、眉間のしわと舌打ちで、いつもよりお疲れの様ですが大丈夫ですか?皆心配していますよ?」
と、舌打ち以外のストレス状態(眉間のしわ・ため息)を合わせて指摘して、マイルドに伝えるのもいいかもしれません。
舌打ちなど無視する・気にしない
指摘は難しいと思うので、舌打ちは無視して気にしないのが一番です。
舌打ちを気にしなくて済むための気持ちの持ち方を紹介します。
- 舌打ちで、あの人の品性が下がった!私は舌打ちを聞く苦行に耐えて徳を積んだ!
- まぁ、まだ●●さんが小鳥のようにさえずっているわ…。繁忙期の風物詩ねぇ。
- 舌打ちを聞いてストレスMAXだから、おやつのチョコがいつもより美味しいわ!
など、心の中でいじって、舌打ちのストレスを昇華させましょう。
何ごとも気の持ちようです。嫌な人の言動に振り回されず無視して心の平穏を保つことを大切にしてください。
周囲へ気遣いできない舌打ちする人のメンタルフォローはあなたの業務じゃないですよ。
気に病む必要はありません。
舌打ちであなたにストレスを与える人は、多分いつも同じ人です。
その人は舌打ちが癖で、だらしない癖を直せなかった残念な人だ、私に舌打ちの癖がなくてよかったと思いましょう。
まとめ
職場で舌打ちする人がいるととてもストレスが溜まります。
舌打ちを止めさせることはなかなか難しいので、舌打ちを聞いても気にしない気持ちの切り替え方を手に入れたいですね。
舌打ちはあなたを批判してされるものとは限りません。あまりネガティブにとらえすぎないようにしてくださいね!
最後まで読んで下さりありがとうございました。今日も一日お疲れさまでした。