今年の新人の初任給と自分の給料がほぼ同額。自社の求人を見たら、自分の給料より高い。
後輩の給料が自分よりも高いことってショックですよね。
なぜ給料が逆転するのか、どうすれば給料が上がるのか考えてみました。
- 後輩の給料が高い理由
- あなたの給料が安い理由
- 給料を上げる方法
気になるキーワードがあれば、どうぞ続きをご確認ください。
後輩の給料が高い理由3つ
そもそも後輩の給料が高いのはなぜなのか?
給料の決まり方をまとめてみます。
年齢が上だから
賃金体系で「年齢給」という、年齢ごとに給料基準が決まっている会社があります。
賃金規程に書いていることもあれば、何も書いていないこともあります。
制度がきちんとあるなら、あなたも年を重ねれば能力に関係なく給料が上がる会社だと言えます。
年上の後輩が給料が高くても我慢できる気がしてきますね!
経験が上だから
後輩であっても、同業の経験が豊富なら即戦力として給料が高い場合があります。
履歴書と面接だけで、ふさわしい戦力になるかどうかを判定するのは難しいです。
中途採用の場合、前職の経験が転職先の人材像とマッチしていれば、少し高い給料で採用することもあります。
経験を積めばあなたの給料も上がる職場の可能性が高いです。ポジティブに行きましょう!
業務内容が違うから
幹部候補の採用や有資格者採用など与えられた業務内容が違う場合、給料が高くなることがあります。
いくら幹部候補でも、まずはあなたの職場に慣れて仕事を覚えることは必要です。
仕事の基本を覚えたら、いずれ管理職や専門資格者しかできない業務を任され、高い給料にふさわしい仕事をするでしょう。
重い責任を負わされていないから、給料がちょっと少ないのも仕方ないと納得できるか考えてみてください!
あなたの給料が安すぎる?
後輩の給料が高くてショックを受けたとき考えてほしいのが、あなたの給料が安すぎるという可能性です。
なぜあなたの給料が安いままなのか原因を考えてみました。
賃金交渉により転職してきた
転職組の方が給料が高いと思うことありませんか?
転職してくる人は、新卒とは違って給料を交渉して入社してくることがあります。
転職してきた人は、「今の月給は下回りたくない」「生活していくのに手取りで●万円は必要です。」などと面接や、転職エージェントを通じて交渉するのです。
年齢や経験、前職での年収、活躍の期待値を総合的に判断して会社は給料を決定します。
今はまだ未経験だけど、活躍しそうな人=ぜひ採用したい となれば、将来性をふまえ給料を上げてでも採用することが多々あるのです。
「転職してきたあの人があんなに給料もらってるの?」
と思ったら、あなたも転職したら今以上の評価をもらえる可能性があることに気づいてください!
賃金制度の見直し
新卒の初任給が上がり、若手社員と金額が同額・逆転することがあります。
初任給は、他社の初任給と比較してある程度近い金額にしないと、学生を採用することができません。
最低賃金の上昇や、人手不足による学生の取り合いで、初任給は年々高くなってきています。
人材を確保するため、新卒の給料アップを優先して、若手の昇給を後回しにして会社の総人件費を抑える会社もあります。
新卒の給料を上げて、若手社員の給料を上げないのは、若手社員の労働力を搾取していることと同じ意味です。
新卒の賃金アップ後に、若手社員の賃金アップの調整しない会社は、社員を大切にしない会社です。
あなたの会社がそうならば、適正に評価してくれる会社に転職したほうが幸せだと思います。
あなたの適正な評価・給料が分からないときは、ぜひミイダスで相場観をチェックしてみましょう。
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あなたが評価されていない
あなたが頑張っているのに後輩と同じ程度しか給料をもらえないとき、会社から評価されていない可能性があります。
まずは、給料が上がる仕事
「会社から評価される=給料が上がる」仕事
- 会社が立てた経営目標に沿った仕事
- 会社に利益をもたらす仕事
- 上司をサポートし会社に利益をもたらす補助する
一方、給料が上がらない仕事は下記の通りです。
「会社から評価されない=給料が上がらない」仕事
- 自分の成長につながる仕事
- お客様のためになる仕事
- 結果ではなく経過(プロセス)を大切にした
評価されない仕事をしていたら、どんなに頑張っても給料は上がらないでしょう。
会社は売上・利益がなければいけません。収益につながらない仕事を続けても評価は得られないでしょう。
多分、あなたは今の職場でミスマッチを引き起こしています。
あなたが成長できる、やりがいのある仕事=会社に利益が出る仕事
は探せば、必ずあります。
あなたが成長できる仕事=評価される仕事となる職場を見つければ、もっと給料は上がるし、毎日モチベーションをもって働くことができます。
賃金アップの方法とは?
後輩より給料が低い時、どうすればあなたの給料が上がるか考えてみました。
後輩より給料が低い理由を尋ねる
ズバリ、上司に聞くのは効果的です。
「後輩は私より給料が高いようなのですが、なぜ私の方が給料が低いか教えてもらえませんか?」
納得できる評価のフィードバックがあれば、給料が低いことも仕方がないと思えるでしょう。
理由を聞いて、あなたが努力の方向を変えれば、給料が必ず上がります。
後輩より給料が少ない理由を聞いたとき、
「評価の内容や、昇給の根拠については教えられないし、分からないな」
「後輩の方が、愛想がよくて部長のお気に入りだからじゃないの?」
「誰から給料のこと聞いたの?君も十分もらっているじゃないか?」
などという上司もいます。
ぐらかしたり・相手にしてくれなかったり、給料が低いというあなたの思いに誠実な対応をしてくれないケースです。
納得いく説明をしてくれない会社・上司であれば、適正な評価制度・賃金制度が機能していない可能性があります。
その会社に居続けても今後も理不尽な給料設定されることがあるでしょう。
会社から評価される仕事をする
先ほども伝えましたが、給料を上げる最も確実な方法は会社から評価される仕事をすることです。
- 評価されている人の仕事の仕方を参考にする
- 給料アップにつながる頑張り方を上司に尋ねる
- 会社の利益になる仕事をたくさん行う
など、自分軸ではなく、会社の利益軸で仕事の優先順位ややり方を変えていくことが重要です。
会社の利益に貢献すれば、あなたの評価が上がります。評価が上がれば、結果昇給がついてくるでしょう。
利益に貢献しているのに給料が少ないと思った時に疑うのは以下
- 会社が求める成果と、あなたが出した成果にずれがある
- 会社が求める成果の水準に達していない
- 会社があなたをコスパ良く使って、十分な昇給をしていない
どれが原因かを知ることは難しいです。
もしもあなたがコスパ良い人材として扱われていると感じたら、しっかり上司と相談しましょう。あなたの貢献に見合った給料をゲットしてください!
条件の良い会社に転職する
後輩より給料が低いと途端にモチベーションが下がります。
相当出来る後輩ならまだしも、謎の理由で差がついているなら会社への信頼が無くなるのも当たり前です。
給料が安く上がる気配がないなら、転職を考えるべきです。
「職場に評価制度がなくて、賃金交渉した転職者や高い初任給で入社した新人よりも給料が低く、今後も昇給が見込めたいため転職を決意しました」
というのも、十分正当な転職理由です。
あなたを評価してくれない会社にすがる必要はありません。
給料が上がる≠ハードワーク ではありません。
あなたの会社に転職してきた人が、あなたと同じ仕事をしているのに給料が高かった。これが根拠です。
職場を変えることが大変で辛いことなどと過度に心配する必要はありません。
まとめ
後輩よりも給料が安いと知ったら誰でもショックです。
会社が納得できる理由を明かしてくれなかったら、今後も理不尽な低賃金が続く可能性が高いです。
会社を信頼できないと思ったら、遅かれ早かれあなたはその会社を退職するでしょう。
モヤモヤする期間を長引かせてもいいことはありません。
今の会社で働き続けて幸せかよく考えてみてください!
最後まで読んで下さりありがとうございました。今日も一日お疲れさまでした。