退職する前に、残った有休を全部使いたいですよね。
有休を全て使って退職するにはコツがあるのでお伝えしていきます。
自分の年次有給休暇の付与日と残日数を把握する。
アラサーOLが有休を全て使い切って退職するのに大切なのは、まず付与日と残日数を把握することです。
退職日を決めてから、残りの勤務日に有休を当てはめようとすると、有休を消化しきれない可能性があります。また、付与日を確認しておくのも重要です。
4月1日に有休付与されるなら、新しく増える有休も加味して有給消化できるように、調整した方が良いでしょう。
有給休暇が何日あるか分からないときは、総務や人事などの部署に問い合わせて調べてもらいましょう。有休が何日あるか管理しているはずです。
引継ぎのスケジュールを立てる
アラサーOLのあなたは責任のある仕事をしていると思います。いざ退職するといっても引継ぎが必ず必要でしょう。
そんな場合、退職届を出して1週間後から有給消化とはいかないと思います。
誰に何を引継ぐかは上司からの指示かもしれませんが、引継ぎされる人のことも考慮して1か月かけて引継ぎし、それ以降は有給消化するなど提案するとうまく有休をとれるでしょう。
引継ぎと有給消化は密接な関係です。
引継ぎ終わらなければ有休を取ってはいけないという法律はありませんが、引継ぎをしっかり行わなければ退職金を減額するという就業規則がある会社は一定数あります。
手間になりますが、引継ぎはしっかり行いたいものです。
上司任せにすると引継ぎに時間がかかることが多いので、いつから有給消化に入るため、これくらいのペースで引継ぎを行いたい、など自分で引継ぎの主導権を取ってください。
引継ぎの人員が確保できないから退職を先延ばしにしようとする上司がたまにいます。
人員を確保できないのは会社の都合なので、退職の引き延ばしは拒否してよいです。
引き継ぐ人がいないなら、上司が引継ぎを受けて、その引継ぎ内容を補充人員に上司が指導すればいいだけの話です。
退職を伝える前に少しずつ有給休暇を取得する
退職前にまとめて全部有給消化できる職場環境にないこともあると思います。
そういった会社の場合、退職届を出す前に少しずつ有休をとってしまうことがオススメです。体調が悪いとか家庭の事情とか何でもいいから有休を使ってしまいましょう。
有休はいつ使うかは基本的に社員の自由です。なので退職前に有休全部使えないはずないのです。
しかし退職する会社とわざわざ言い争うのも時間の無駄です。割り切って、有休を使い切る方法だけを考えた方が無難です。
「退職前丸1か月すべて有休消化します。」が宣言しやすい最長の期間かなと思います。1か月間の稼働日が20日であれば、有休を20日まで先に消化させておきたいです。
退職を決めたのだから、有休を取ることに関する周りの視線等は気にしなくていいのです。
まとめ
- 退職前に有休を全て使うには、付与日と残日数をチェックしましょう
- 退職届提出から退職日までのストーリーを自分で組み立てましょう
- 引継ぎをどうやって行うのか、いつから有休を取るのか計画しましょう
- 退職届出す前に少しずつ有休を取ってしまいましょう
有給休暇取得は労働者の権利です。あなたの後に退職する人のためにも権利を行使し、しっかり有給消化してから退職したいですね。
最後まで読んで下さりありがとうございました。今日も一日お疲れさまでした!