退職しよう!転職しよう!と決めた時、いつ誰に報告するのが良いタイミングか考えてみました。
退職の報告を考えると憂鬱…と思ったら、ぜひ以下確認してみて下さい。
職場関係の人への退職報告はいつ?
まずは職場関係の人に退職報告をするタイミングを紹介します。
直属の上司=退職届を提出する人
最初に退職の報告をするのは、あなたの直属の上司です。
まずは上司を会議室などに呼び出して、他の人が聞いていないところで、直接口頭で退職を伝えましょう。あわせて退職届を提出できればさらに良いです。
なお、退職の報告期限は就業規則に書かれています。
例えば、就業規則に「退職する1か月前までに申し出ること」と書かれていれば、1か月前までに、直属の上司に退職を報告しましょう。
民法上2週間前に退職の申し出をすればいいのですが、引継ぎや次の人材確保などの会社の都合で、1か月や2か月前までに退職の申し出をするように定めている会社が多いです。
円満に退職したいときは事前によく就業規則を確認することが必要です。
上の上司
直属の上司に退職する旨伝えた後に、その上の上司に退職を伝えましょう。
例えば、直属の上司が「課長」の場合、上の上司と言えば「部長」となります。
会社によっては、課長から部長へあなたの退職を伝えるケースもあるので、直属の上司に、上の上司にいつ報告するべきか確認しましょう。
中小企業の場合は、社長に自分で報告するよう言われることもあるので気を付けましょう。
社長に退職を伝えるのは緊張するかもしれないので、事前に気持ちを作っておく必要がありますね。
同僚・同じ部署の人
上の上司に報告が終われば、社内であなたの退職をいつ発表するかが決まります。
同僚への退職の報告は、社内であなたの退職が周知されたときになります。
同僚への退職報告は個別に報告は不要です。
退職が周知されたら伝えたい人にだけ個別に話をしに行きましょう。
社内への退職公表前に同僚に言いたいかもしれませんが、バレる可能性があるので、本当に信頼できる人以外には退職のことは秘密にするのがベストです。
マナーとして、あなたの退職に伴い引継ぎを受ける同僚には引継ぎ始める際に一言「引継ぎよろしくお願いします。」と声かけておきたいところです。
そのほか職場の関係者
社内のあまり付き合いのない関係者であれば、特に個別に挨拶する必要はありません。
あなたが直接退職報告したい人にだけ個別に挨拶に行きましょう。
送別会など企画されるのがイヤならば、退職1週間前から最終出社日位がいいでしょう。
取引先の担当者
外部の取引先などがいる場合は、引継ぎの際に挨拶するので十分です。
対面で会わない人なら、最終出社日までにメールで退職のあいさつを済ませましょう。
メールで連絡する際は、あなたの職場の次の担当者のアドレスもつけて連絡するのが鉄則です。
メールで退職のあいさつをする際は、愚痴を書かないことに気を付けましょう。
退職後にあなたが過去やり取りしたメールを会社がチェックすることがあります。
会社に泥を塗るような職場の愚痴メールを書いたりするとトラブルになるかもしれません。
プライベートの交友関係への退職報告って?
プライベートでは退職の報告はしたい人にだけするのでOKです。
定期的に交流のある本当の友達
退職するかどうかの相談をしていた友達なら「ついに退職日決まったよ!」など、退職前に報告したいですね。もちろん相談のお礼も伝えるのも必須です。
また、退職前の有休消化中に会いたいと思う人にも事前に退職の報告をしておきましょう。
「退職で来週から1か月有休消化だから、会いたいな」など伝えて退職までの期間に会えたら嬉しいですね。
退職までの道のりの話や、退職を伝えた今の心境などを聞いてもらってほっとした時間を過ごせる相手なら、今後も大切にできるよう誠実に付き合いましょう。
接点が減った元友達・現知人
社会人になって関りが減った元友達については、特に報告必要ないでしょう。
今後何かの機会で、話す機会があれば「実は退職したんだよね~」と話すので十分です。
自分が逆の立場なら教えて欲しかったと思うなら、退職日に「退職しました~」とか「転職しました!今日から新しい職場です!」などSNSで報告するのもアリです。
家族
家族への報告は、心配させないための配慮として最低限しておくとよいでしょう。
同居の家族
同居の家族の場合、出社しなくなると確実に退職したことがばれるので、退職することを決めたら早々に報告しましょう。
同居の家族に退職を反対されそうな時は、転職先が決まってから報告する方がいいかもしれません。
別居の家族
報告しなければ退職したことはバレないでしょう。あまり話したくないのであれば、次の職場が決まって落ち着いてから報告で十分です。
めったに合わないからと言って、転職を黙っているのは危険です。
帰省した時に「そういえば、半年前に転職したんだよね~」なんて言ったら、盛大なツッコミを入れられる可能性が高いです。
退職や転職は人生の転機でもあるので、家族には一応報告しましょう。
まとめ
転職の報告をいつ誰にするのかはなかなか難しいですね。
しかるべきタイミングできちんと報告することで、社会人としてちゃんとした区切りをつけられます。
大変ですがしっかり報告しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。今日も一日お疲れ様でした!