給与明細書を見て総支給額がそのまま振り込まれていたらなぁ…。と思うことありませんか?
いったい控除欄で何を天引きされているのか、今日は控除される謎の金額「雇用保険」を取り上げてみます。
雇用保険って何で天引きされているの?
雇用保険は、
- 週20時間以上働く人
- 30日以上働く見込みの人
の2つの条件を満たす人が加入する義務があります。
正社員で働いていればこの条件は満たしているので、皆さん加入しているでしょう。
個人経営の会社でも条件を満たす社員がいれば必ず雇用保険に入ります。
雇用保険ってどうやって計算されているの?
雇用保険は毎月の給与と賞与から天引きされる保険です。
給与、賞与の総支給額に雇用保険料率を掛けます。
(雇用保険計算例)
総支給額215,000円×雇用保険料率3/1,000=645円=雇用保険料
雇用保険料率は2019年4月現在、
- 一般の事業 3/1,000
- 建設の事業 4/1,000
- 農林水産清酒の事業 4/1,000
と業種により異なります。
毎年、4月に保険料率の見直しがあるので、保険料率が変わることがあります。
他に控除されている健康保険料や厚生年金保険料と比べると低い金額ですね。

雇用保険から退職時や育児休業中にお金がもらえる!
雇用保険に加入し、雇用保険料を支払う(給与から天引きされる)ことで受けられる恩恵があります。
退職したら失業保険がもらえる
仕事を辞めたら失業保険があると聞いたことがありませんか?
ざっくりした説明になりますが、1年以上雇用保険に加入していた人が退職した場合、条件を満たせば、仕事を探している期間の生活費として失業保険をもらえることがあります。いざという時の安心感がありますね。
育児休業中に手当金がもらえる
将来は産休育休をしっかり取って、職場復帰したいと思うことありませんか?
育児休業を取ることは法律上認められていますが、1年以上雇用保険に加入しているなど条件を満たす人が育児休業を取得すると、育休中に育児休業給付金をもらうことができます。
育児休業給付金は、毎月もらっている給与よりも少ない金額ですが、もらえるとわかると育休中の収入の不安も少なくなりますね。
育児休業給付金は半年間は給料の66%、半年以降は給料の50%給付されるとてもありがたい制度です。
教育訓練給付金がもらえる
あまり知られていませんが、雇用保険に加入して1年以上の方は、「教育訓練給付金」を貰える対象になります。
なんと、在職中に資格取得の講座に通ってお金があなたの口座に振り込まれるのです!
特定の資格取得のために勉強(学校に通う、通信教育を受けるなど)にかかった費用の20%が給付金としてもらうことができるとってもお得な制度です。

まとめ
- 雇用保険は正社員なら加入の義務がある
- 雇用保険料は他の保険と比べて割と安い
- 雇用保険に入っていると失業保険、育児休業給付金がもらえることがある
毎月の給与の手取りが減るのは残念ですが、将来に備えてくれる雇用保険は働く私たちにとって重要な保険ですね。

最後まで読んで下さりありがとうございました。今日も一日お疲れさまでした!