通勤時にハイブランド品を持っていて、チクりと言われたことありませんか?
職場とハイブランド品の持ち方について考えてみました。
就業規則に定めがなければ服装や持ち物は自由!
通勤にハイブランド品を持つのは非常識なのか?という疑問に対して、結論から言えば、就業規則に禁止の定めがなければ、服装や持ち物は自由です。
高級なホテルでは品位を守るため通勤時にスーツ着用を義務付けていることがあります。
アパレルブランド勤務で、明らかにライバル社の製品だとわかるものを着用して通勤することも禁止されるケースがあるかもしれません。
そのように、何かしらの理由でハイブランドを身に着けて通勤してはいけないルールがない限り通勤時の服装は自由です。
まずは、社内のルールを確認しましょう。
通勤時のハイブランド着用が問題ない理由
まず、通勤時にハイブランド着用が問題ない理由を3つ説明していきます。
基本的に通勤時の服装は自由
当たり前のことですが、通勤に何を着ていようと・持っていようと仕事に影響は出ないものです。
例えば、就業規則で「勤務時は、華美な服装をしてはいけない」などと指定があっても、それは勤務時間中のものです。
通勤には関係ありませんので自由な服装で大丈夫です。
就業規則に「華美な服装」と記載があっても、華美って表現があいまいです。
ハイブランドが華美に該当するとも言えないので具体的なことは総務など専門部署に確認するしかありません。
ほとんどの人は他人の持ち物など気にしていない
ブランド物を持つことに対して、周囲からどう思われるのか気になるのはかなり気遣いができる人でしょう。
ただ、ほとんどの人は他人の持ち物など気にしていません。そして、持ち物をどう思われるかは気にする必要ありません。
好きなものを着て・好きなものを持って通勤して大丈夫です!
一方で、会話のネタに持ち物・服装をさりげなくチェックされることがあるのは仕方がありません。
しかしブランド品を変にイジるのは、空気を読めなかったり僻み妬みがあるなど相手が悪い状況だと言えるでしょう。
デリカシーのない幼稚な人だな、と思ってスルーするのが大人の対応です。
社会人は、下品・みすぼらしさがなければOK
通勤時については自由な恰好でOKなのが原則です。
ただし社会人としては、下品さや不衛生、みすぼらしさがない恰好が望ましいです。
私服が不衛生だと、汚い人という印象がついてしまい一緒に仕事をするのを嫌がられる可能性があります。不潔さだけは通勤時でもNGだと思っておきましょう。
ハイブランド反対派の気持ち
通勤時のハイブランド品反対派は、想像力が豊かすぎ・規律に厳しい人が多い傾向があります。反対派の気持ちも考えてみました。
お金の出どころが怪しい
ブランド品反対派は、憧れのハイブランド品を持っていると、この職場のこの給料で手に入れられるものなの?と勘繰っている場合があります。
ひどい話ですが、夜職のアルバイトでもしている?と想像する人もいます。
家族から譲られたり、贈られたもの、中古品でお手軽に入手したもの、コツコツお金をためて入手したもの、ハイブランドの入手方法は様々なのに、邪推する人です。
ハイブランド品に対してイジってくる人は邪推している可能性があることを知ってください。
マウント取られていると感じる人もいる?
ブランド品反対派の被害妄想で、ブランド品を持っているあなたがブランド品を持っていない人を見下してマウントを取られていると感じてしまう場合があります。
自分がブランド品を持てないというコンプレックスを刺激されるのです。
あなたは、好きなものを持っているだけでマウントを取るためにブランド品を持っているわけではないでしょう。
しかしブランド自慢してマウント取っていると思っている人に対して、説明しても分かってもらえません。
変なトラブルに巻き込まれないためにも適切な距離を取りましょう。
先輩より慎ましくあるべきという思い込み
ブランド品反対派の中には、先輩よりも後輩がいいブランド品を持つべきではない、遠慮すべきという上下関係を持ち出す人もいます。
高級なものを禁止する上下関係なんておかしいですが、古い慣習として残っている職場は意外と多いです。
先輩がスタバのコーヒー飲んでいるなら、後輩はセブンのコーヒーまで!なんて思うようなものです。
上下関係を良しとする人が集まっているので、先輩たちを説得するのは無理です。
遠からず仕事の仕方でも面倒くさいしがらみが出てくるでしょう。
息苦しく感じるのなら早めに転職を考えたほうがいいかもしれません。
ハイブランド着用の注意
ブランド品を着用するとき、念のため気を付けて欲しい注意点を紹介します。
盗難被害に気を付けよう
残念ながら、職場内の盗難・窃盗は発生することがあります。
鍵のかかるロッカーがない職場なら、ちょっと席を外したすきに盗られることがあるので大切なものは職場にもってきてはいけません。
ブランド品なら常に身に着けているものだけにしましょう。
社内に防犯カメラが設置されているところは少ないので犯人を捜すことは難しく、大事にしたくない会社も多いので社内の犯人捜しは難航します。
ブランド品について聞かれることは覚悟しよう
ハイブランド品を持って通勤することの宿命として、声を掛けられるのは覚悟しましょう。
「あれ、そのバッグどうしたの?」
「そのネックレス高いよね~プレゼント?」
「あなたって、ほんとブランドもの好きだよね~」
など言われるのは避けられません。
上手く受け流すスキルは必須です。
「ボーナス貯めてご褒美でゲットしたんです~」
「メルカリで掘り出しもの見つけたんです~」
「これ、昔からあこがれのブランド品なんですよね~」
など、ふわっと受け流しましょう。
いちいち、「プライベートのことなんだからほっておいてください」などとイライラしていたらストレスでおかしくなってしまいます。
持っているブランド品について詳しく説明するのも自慢だと思われる可能性があるので避けたほうが無難です。
いずれにしても誰に何と言われてもブランド品を持って通勤するという覚悟が必要です。
まとめ
通勤時にハイブランド品を身に着けることは何の問題もありません。
ただし、職場の同僚から余計なことを勘繰られる可能性があることと色々聞かれることは覚悟する必要があります。
同僚の目を気にして委縮するならブランド品を持つのがストレスになりますし、ブランド品というときめくものを持つ方が仕事を頑張れることもあります。
自分がどっちタイプかよく考えてブランド品を持つかどうかを決めましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。今日も一日お疲れ様でした。