キャリーナ(旧クリード)ってどんなサービスなの?評判は良いの?怪しくない?
「キャリア相談に特化したメルカリ」と例えられているけど、どういう事?
と気になった方に向け、キャリーナについて調べてみました。
キャリア形成に役立つ新たなサービスだと感じたので、ぜひ以下ご確認ください。
キャリーナとは?どんなサービス?
キャリーナは、一言で言うと社会人向けOB訪問サービスです。
発信者の方が「●●について経験を話します!」と体験談を投稿しています。
聞きたい体験談を検索して、あなたが話を聞きたい内容を探します。
申込をして日程調整をしたら、サイト内のビデオ通話機能を使い体験談を聞けるというサービスです。
ちなみに、利用者(あなた)の情報はニックネームで登録できるので、安心して利用できますよ!
就活で行ったOB訪問と同様に
- さまざまな企業
- さまざまな職種
- さまざまな役職・ポジション
の方々の話を、社会人のあなたが聞けるサービスです。
新卒のOB訪問の時は、業種や企業名から検索してマッチングしますが、キャリーナでは、聞きたい体験談から検索してマッチングすることが可能です。
実際に働く人だけが知る
- 仕事内容
- キャリアの積み重ね方
- 職場での体験談
など最新のリアルな情報を聞くことができます。
録音ではありません。
あなたのために、発信者の方が時間をとってくれて、実際に1対1で話を聞けます。
体験談を聞く中で、気になる点を質問することも可能です。
OB訪問という表現を使いましたが、キャリーナのサービス利用は、出身大学のつながりは必要としないので、誰でも使えます。
キャリーナのサービスは、2020年3月に開始したばかりで、まだ知名度は高くないです。
SNSの口コミを中心にユーザーが増えつつあり、累計ユーザーは2500人弱と成長を続けるのでこれからどんどん有名になっていくことは間違いないでしょう。
CREEDは、色んな会社・職種の人の仕事の体験談を聞ける最新のサービス
キャリーナを使うメリット
キャリーナが他にはない新しいサービスということは分かりました。
次に、使うメリットはあるのか考えてみました。
最新かつ真実の体験談を聞くことができる
一番のメリットは、あなたのキャリア形成に利害関係のない人から、最新かつ真実の体験談を聞けることです。
仕事の相談といえば、同僚、家族、友人、転職エージェントへの相談が一般的ですが、これらの人から「最新かつ真実の体験談」を聞くことは出来ません。
- 同僚=職場内の話はできるが、転職の話はできない
- 家族=親身になってくれるが、新しいチャレンジには保守的になりがち
- 友人=感情に寄り添ってくれるが、具体的なアドバイスはできない
- 転職エージェント=仕事の専門家だが、転職への後押ししかしてくれない
などの相談する人ごと、回答には特徴があります。
同僚からは他社の本当の体験談の情報は得られず、家族からは最新の情報が得られない。
友人からはあなたに合った情報は得られず、転職エージェントからは転職のデメリット情報は得られません。
キャリーナは、転職サイトではありません。色んなキャリア形成について体験談が掲載されています。
- 大手人材会社の法人営業の方法について
- ××会社の仕事内容と働き甲斐について
- 20代の出産・育児とキャリアの進め方について
- 転職して分かったベンチャーと大手の違いについて
などかなりニッチな、本当に体験した人だからこそ話せる経験談があります。
あなたが知りたいけど、経験者が近くにいない、ピンポイントなキャリア経験をキャリーナで探せます。
ちなみに、国でも厚生労働省が「おしごとアドバイザー」という相談窓口をやっています。
何を知りたいか分からない…など、キャリーナを使うことにハードルを感じるなら「おしごとアドバイザー」もアリかもしれません。
オンラインで気軽に経験談を聞け質問もできる
キャリーナでは、サイト内にビデオ通話機能があります。
体験談を聞くために、別途zoom等の共有する必要なく、Web会議の経験なくても簡単に相談できます。
新卒のOB訪問とは異なり、話を聞くために、地方から都心に出向く必要はありません。
ビデオ通話の日程もあなたと発信者との間で調整した日付となるので、双方負担が少ないです。
録音ではなく、リアルタイムで1対1のやり取りができます。
そのため、経験談を聞く中で質問したり、もっと深く聞きたいと思ったことをさらに確認することができます。
見ず知らずの人と話すってハードルが高いですよね。
あなたが興味を持った発信者さんがいたら、テキストで質問を送れる「一問一答」機能があります。
まずはテキストでどんな方か確認してから、キャリア経験談に申し込むといいでしょう。
あなたの情報はニックネームで登録可能です。
発信者の方にあなたの情報が伝わることは無いので、勇気をもって申込してみましょう。
Twitterで検索すると、発信者の方が話を聞いてもらえた!とツイートしているのを見かけます。
自分の体験が誰かの役に立つという喜びを感じて発信してくれている方が多い印象です。
キャリーナを利用する際は、会社の先輩に接するような態度で発信者さんの話を聞けば、失礼になることはありません。
無料で聞ける経験談がたくさんある
キャリーナは無料で利用することができます。
はい、キャリーナはキャリア相談に特化したメルカリと例えられることがあります。
多くの経験談は無料で聞くことができますが、発信者の設定により最大1万円まで「キャリア体験談」に値段を付けて販売することもできます。
有料の体験談を聞きたいときは、別途費用が掛かるので注意してください。
体感的には、半分以上は無料の体験談で、有料でも500円の体験談が多い印象です。
メルカリの「商品」をキャリーナの「キャリア体験談」と置き換えると、サービス内容が似ているところがあります。
- 発信者は自由にキャリア経験談を掲載できる
- キャリア経験談を検索できる
- 自分のキャリア経験談に値段をつけられる
- 発信者は申込者とトークルームでやり取りができる
キャリア形成には、色んなキャリア形成方法を知り、その中から自分が求めるキャリアを見つけることが重要です。
たくさんの体験談を無料で聞けることは、他のサービスではできないとても貴重な経験です。
信頼できる発信者の方があなたが知りたい体験談を有料で提供していたら、購入を検討してみましょう。
OpenWorkなど企業の口コミサイトだと、退職した人がその職場のマイナス面を書くことが多いです。
キャリーナは、今働いている人のポジティブな体験談を聞くことができます。
また、あなたが想像できない柔軟なキャリア形成をしている方の体験談を聞くこともできます。
どんな体験談が掲載されているか眺めるのも、わくわくするのでオススメですよ。
\まずはカンタン1分登録してみよう/
キャリーナのサービスのデメリット
キャリーナにはたくさんのメリットがあることは分かりました。
一方でデメリットがないか考えてみました。
聞ける体験談がまだ少ない
登録された体験談の数は1,000件以上あります。しかし、体験談のうち知りたい内容は一部しかありません。
気になる体験談を検索をかけていくと
「あれ、検索結果1件なんですけど…」
ってことも発生します。
IT系やスタートアップ系の企業の情報は比較的多く掲載されている印象です。
新サービスに敏感な層からキャリーナを利用しているということでしょう。
様々な業種の人に、キャリーナの利用者がもっと増えて体験談が増えると満足度が高まると思いました。
着々と体験談の件数は増えています。ネット上のサービスはいつバズるか分かりません。
clubhouse(クラブハウス)のように突然大ヒットするかもしれません。
気になる方はとりあえず登録して、たまに様子を見ておくとあなたが効きたい体験談を発信してくれる人と出会える確率がアップしますよ。
地方企業・中小企業の体験談が少ない
首都圏のスタートアップ企業や大企業の体験談は多く見受けられます。
しかし、地方企業・中小企業の体験談はまだまだ少ない印象です。
「東京の体験談だとピンとこないなぁ。地元を離れるつもりないんだけど…」
地方でのキャリアを望む人にはあまりハマる体験談はないかもしれません。
キャリーナがさらに広まり、地方の人にも浸透することを期待したいですね。
確かに、地方だと会社名を出すと身バレの恐れがありますよね。
「●●会社での仕事の体験談を話します。」と投稿して、その職場の人が見たら、誰が発信したか気になるでしょう。
新サービスの浸透が遅くても、地方は狭いコミュニティーなので、誰なのか噂になる可能性もあります。
地方の人が、キャリーナに投稿する際は
「△△業界の●●会社から××業界に転職した体験談を話します(●●県での体験談)」
など、会社内の話よりキャリアチェンジをどのようにしたかにフォーカスした体験談を出してくれれば、会社にも角が立たないだろうと思いました。
発信者がどんな人か見えづらい
発信者の方がどんな人なのか分かりづらいのは否めません。
会社名、職種、在籍期間、話してくれる内容、をよく読んで、自分が知りたい内容なのか決めるのですが、発信者の評価は数値で表されていません。
キャリーナでも発信者の発信について、体験談を聞いた人がコメントする機能があります。
コメントを見て、信頼に足りる発信をしてくれるか判断する必要があります。
ただ、発信者の方はわざわざ自身の時間を割いて、あなたに体験談を話してくれます。
わざわざ嘘の体験談を話してあなたを困らせるなんて無駄なことはしないでしょう。
一期一会だと思ってまずは気になる体験談を話してくれる人に申し込みをしてみるしかないですね。
発信者の方も、★評価など数値評価されると、委縮して話しにくくなるでしょう。
現在のキャリーナは、体験談の件数増加が求められています。参加しやすいコミュニティにするには、数値評価を求めない方が穏やかな雰囲気を持続できるとも思います。
キャリーナは、転職エージェントではなく、働く人から話が聞ける
キャリーナがオススメな人
キャリーナのメリット・デメリットを把握したうえで、どんな人がキャリーナを使うのがオススメか考えてみました。
今の職場、仕事、働き方に悩んでいる人
一番キャリーナがオススメな人は、今の職場・仕事・働き方に悩んでいる人です。
キャリーナは、とにかく色んな人の体験談を聞くことができます。
- 転職以外のキャリアの積み方をしている人の話がある
- 様々な経験があり、あなたのキャリアの視野が広がる
- 良い点も悪い点も仕事のリアルな体験談がある
など、独立、社内異動、スキルアップ、仕事と家庭の両立方法など、キャリアを積むにあたって、転職以外の選択肢を選んだ人の話もあります。
「今の職場がツライ、もう転職しかない…!」
「自分にはスキルがないけど、今後どうしよう」
「この仕事嫌いじゃないけど、業界に将来性がない…。続けていいかな」
仕事とキャリアに行き詰まって、頭の中がグルグルと混乱したとき、キャリーナが新たな視点を与えてくれます。
キャリアのことを相談できる人がいない人
キャリアのことを相談できる人が身近にいない人にも、キャリーナがおすすめです。
自身のキャリア形成は、すべて自己責任です。
後悔しない選択をするため、情報収集ツールとしてキャリーナが役に立つでしょう。
- 営業に配属転換されたけど、行き詰ってる
- ブラッシュアップのため同業の人と交流したい
- 気になる企業の人とラフな情報収集をしたい
などという方には、満足できるサービスです。
現状、同業他社の人の働き方を知るのはかなり難しいです。
異業種交流会はあっても、同業種交流会ってないですよね。なぜなら同業種で交流したらヘッドハンティングされる恐れがあるからです。
転職意思が固まっていなくても、早くから情報収集することで、転職後のミスマッチが防げます。
外食する先ですら、食べログで事前に情報収集するのが当たり前の時代です。
転職先だけ、勤務条件とHPの内容と面接官の雰囲気だけで判断するのはリスクが高すぎますよね。
キャリーナを使って他者のリアルな情報収集が、今後の働き方の定番になる可能性は高いです。
キャリーナは、転職サイトでは分からない、リアルな最新の情報収集の場
キャリーナを使わない方がいい人
一方、キャリーナを使っても、満足が得られないと思われるひとも一定数いると思いました。
人の話を素直に受け取れない人
人の話を素直に聞けない人は、キャリーナを使うべきではありません。
「そうは言っても、私は●●がいいと思う」
「あなたのスキルがあるからできることで、私みたいな普通の人には無理でしょ!」
「その体験談、盛ってるよね。マウントしてるの?」
体験談に対して、反論・否定して相手を論破したいと思っている人は双方不快な思いをするだけなので、キャリーナの利用は止めましょう。
発信者の方の体験談には、
- マネできないと思うような経歴
- 自分ならためらう鮮やかな異業種転職
- 努力してスキルを持っているからできるキャリア
など、キャリアの視野が広がる半面、うらやましいと思ってしまうような恵まれたキャリアの方もいらっしゃいます。
色々な人の体験談を、妬みではなく、刺激として受け取れないと、キャリーナを使うのがしんどくなるかもしれません。
キャリーナは様々な働き方、キャリアを知るきっかけの一つに過ぎません。キツイなと思ったら、もちろん無理して続ける必要はありません。
キャリア分析をしてほしい人
あなたのキャリア分析を手伝ってほしい人にはキャリーナは向いていません。
キャリーナは基本的に、発信者の体験談を聞くことができる場の提供です。
発信者は、キャリアの指導を目的としていませんし、キャリア分析は範疇外です。
- 私にどんな仕事が合うか一緒に考えてほしい
- どういった方向で仕事をすべきか検討してほしい
- キャリアの棚卸を手伝ってほしい
など、もっとあなたのことを中心にキャリア形成を相談したいならキャリーナとは合わないでしょう。
逆に言えば、キャリアの専門家ではなく、本当に実際に働いている人の生の声が聞けることの裏付けです。
気軽に話を聞きやすいカジュアルさが、今すぐ転職を考えていない人の情報収集ツールとしてキャリーナは最適と言えそうです。
なお、あなたのキャリアをしっかり支援してほしいなら、転職支援・キャリアコンサルティングを専門サービスとするポジウィルキャリア
今は、色々なサービスが充実しているので良く調べて活用したいですね。ちなみにポジウィルキャリアは初回相談無料です。
キャリーナでは物足りない方は相談するがオススメです。
キャリーナの使い方
今までにないサービス、キャリーナの使い方をまとめてみます。
安心安全の情報登録
キャリーナの登録は、FaceBookのアカウントを使って登録します。
FaceBookのアカウントがない人は登録できないので、なりすまし登録など、変な人がまぎれる心配が少なく安心な設計です。
キャリーナであなたのFaceBookのページが公開されることはありません。
あなたの許可なく、ページに投稿されることもありません。
Facebookでつながっている人にバレることなくキャリーナを使うことができます。
Facebookを使うので、キャリーナのアカウント登録は1分で完了できます。
思い立ったときに簡単に始められる気軽さがいいですね。
働き方の情報収集として使う
キャリーナの使い方の1つ目は、働き方の情報収集として使うことです。
色々な人の体験談で、その仕事の醍醐味や、職場での理想と現実のギャップなどを情報収集することで、転職のミスマッチを防げます。
体験談から、異業種転職の苦労や、やりがいを聞き、もう少し転職を待ってみようと踏み止まれるのも、色んな情報を聞いたからこその判断になります。
人生を左右する転職について、色んな人の体験談から情報を仕入れましょう。
転職活動の一環として使う
キャリーナの使い方の2つ目として、転職活動の一環として使うことです。
キャリーナの発信者の中には「メンバー募集中」のタグをつけている人がいます。
「メンバー募集中」とは、職場で求人をしているという意味です。
その発信者の話を聞くこととは、面接ではありません。
ですが、体験談を聞き、あなたが色々質問する中で、発信者の方がいいなと思ったら、「リファラルパス」が届くことがあるようです。
その企業の選考の案内や、採用担当者と連絡が取れるようになるなどの選考の招待状のようなものです。
特別なオファーといえども、面接等の通常選考は行われることがほとんどですが、OB訪問から面接への道が開けるというのも、新卒採用以外では通常ない貴重な体験です。
キャリーナは、選考を前提とした面談の場ではありません。カジュアルに体験談を聞ける場です。
ただ、その体験談を聞く中で意気投合したり、仕事の意識に共感できたときに、リファラルパスをもらえるとやっぱりちょっと嬉しいです。
カジュアルに話を聞くあなたの姿がアリと思われたなら、転職活動で一番図るのが難しい社風が合うかどうかがクリアできたという気持ちになります。
リファラルパス狙いで体験談を聞く必要はありませんが、出会いは色んな所にあると思うとキャリーナを使うことに勇気が湧いてくると思います。
副業として使う
キャリーナをの使い方の3つ目が、あなたの副業としての使うことです。
キャリーナにアカウントを登録すると、2つのことができるようになります。
- 興味のある体験談を聞く
- 自分のキャリア体験談を話す
体験談を聞くことができるだけではなく、体験談を話すことも同時に可能になります。
あなたの体験談に値段をつけることができます。
最初は0円か500円しか選べませんが、体験談を話す回数に応じて、1回体験談を話すことに最大10,000円まで自分で値段をつけられるようになります。
どの人の体験談も全く同じであることは無いオンリーワンの体験談です。
私のキャリア体験談なんで…と思っていても、オファーが来ることがあるかもしれません。
何度か体験談を聞いてみて、流れをつかんだら体験談を話す側に回ってもいいかもしれません。
体験談を話す側になることで
- 人に話す、説得力のある人に成長できる
- WEB上の間合い上手になりWEB面接に強くなる
- 本業以外の収入を得ることで、モチベーションが上がる
というメリットがあります。
今までと違うことにチャレンジすることで仕事に対するモヤモヤも晴れるでしょう。
キャリーナでは、情報収集の他、あなたのキャリア発信で副業もできる
まとめ
キャリーナは、情報収集・転職活動・副業ができる今までにない新しいサービスです。
Facebookのアカウントがあれば1分で登録できるので、興味を持ったらまず登録してどんなキャリア体験談があるのか調べてみるのがおすすめです。
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